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JP1 Version 13 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


1.3.3 セキュリティ画面でできること

セキュリティ画面では、セキュリティポリシー(セキュリティのルール)を作成できます。セキュリティポリシーをコンピュータに割り当てると、セキュリティ状況を管理したり、セキュリティ状況に問題があるコンピュータに対策を実行したりできます。また、操作ログを管理して不審な操作について調査したり、更新プログラムが適用されているか確認したりできます。

セキュリティ画面には次に示す画面があります。

各画面について以降で説明します。

[サマリ]画面

組織内で管理しているコンピュータのセキュリティ状況の概況をパネルで確認できます。

[図データ]

[セキュリティポリシー]画面

セキュリティポリシーを作成して、グループに割り当てられます。セキュリティポリシーを割り当てることで、組織内のコンピュータを設定したセキュリティのルールで管理できます。

[図データ]

インフォメーションエリアの上部で選択したセキュリティポリシーの遵守状況の詳細が、下部のタブに表示されます。セキュリティ設定項目ごとに遵守状況を確認したり、ポリシー違反の機器に対して対策したりできます。

[機器のセキュリティ状態]画面

コンピュータごとのセキュリティ状態を確認し、セキュリティポリシーに違反しているコンピュータの利用者にメッセージを通知したり、強制対策したりできます。また、セキュリティポリシーをコンピュータごとに割り当てることができます。

[図データ]

インフォメーションエリアの上部で選択したコンピュータのセキュリティポリシーの遵守状況が、下部のタブに表示されます。セキュリティ設定項目ごとに遵守状況を確認できます。

[更新プログラム]画面

コンピュータに更新プログラムが適用されているかどうかを確認できます。また、セキュリティポリシーで適用状況の判定対象とする更新プログラムを管理できます。判定対象とした更新プログラムは、未適用のコンピュータに自動的に配布、適用できます。

[図データ]

インフォメーションエリアの上部で選択した更新プログラムの情報が、下部のタブに表示されます。セキュリティポリシーへの設定状況や、更新プログラムが未適用のコンピュータを確認できます。

[操作ログ]画面

管理用サーバに取得された操作ログを確認できます。

利用者の操作ログを一覧で確認し、不審操作を調査できます。ファイルの持ち込みまたは持ち出しを追跡したり、操作したコンピュータを特定したりすることで、情報漏えいの早期発見および対策ができます。

[図データ]

なお、管理用サーバに操作ログが取得されていない場合、この画面は表示されません。