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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 for Cloud Service Applications


4.3.1 サービス連携ジョブ情報の定義で使用する変数

サービス連携ジョブでは,ジョブの実行ごとに可変となる情報を変数として定義,および使用することができます。

〈この項の構成〉

(1) 変数の種類

サービス連携ジョブ情報の定義では,次に示す項目を変数として定義,および使用できます。なお,具体的に変数を定義する箇所や変数を使用できる定義項目については「7. 操作」を参照してください。

(2) 変数名の形式

変数名のサービス連携ジョブで使用する形式は「?CSA任意の文字列?」です。

サービス連携ジョブ情報に指定できる形式の詳細は「7. 操作」を参照してください。

(3) 変数の使用方法

サービス連携ジョブ情報の定義項目で変数を参照する場合は,変数の種別によって異なります。

(4) 変数の解決

変数の値は,サービス連携ジョブの実行時に解決されます。なお,以下の場合,変数の部分は「空文字」として解決します。

注※

?CSA任意の文字列?」の任意の文字列部分に制御文字が含まれる場合も変数として扱います。

7.1.13 Web GUIの注意事項」に記載しているように,一部の制御文字(「0A(LF)」など)を含む変数を参照する定義を登録できますが,参照元の変数としては定義できないため,「空文字」として解決されます。

そのため,制御文字を含む定義をする際は,意図せず制御文字を含む変数を参照した定義となっていないか注意してください。