7.1.12 Web GUIの注意事項
Web GUIを使用する際の注意事項を記載します。
- コマンドラインのOS制限について
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サービス連携ジョブまたはサービス連携監視ジョブの実行先ホストがWindowsの場合,OSのコマンドラインの制限により利用できる文字数の目安が約8,000文字となります。
- 入力値制限について
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入力された文字にマルチバイトが含まれている場合,マルチバイトはUTF-8のバイト数計算をした値でカウントされます。
数値以外の入力箇所では文字数で入力ができないようにしているため,マルチバイトが含まれる場合はUTF-8のバイト数を考慮した値を入力してください。
- 入力値に制御文字が含まれる場合
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各定義画面の「登録」時,またサービス連携ジョブ定義画面またはサービス連携監視ジョブ定義画面の「ファイル出力」時に削除します。
削除対象の制御文字は00〜1F,7F〜9F,Unicode制御文字(\u200E,\u200F,\u200D,\u200C,\u202A,\u202D,\u202E,\u202C,\u206E,\u206F,\u206B,\u206A,\u206D,\u206C,\u001E,\u001F,\u202B)です。
ただし,一部の入力項目では「0A(LF)」「09(タブ文字)」は削除しません。削除しない入力箇所については,各定義画面の入力値制限について参照してください。
入力可能なバイト数には,上記のように制御文字を削除した値で行われるため制御文字の入力は含まれません。
- エクスポートとインポート時の動作について
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入力途中の状態でエクスポートすると,エクスポート時点の画面の状態を画面に反映されないことがあります。
具体的には以下の箇所をインポート後に確認してください。
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実行定義画面,監視定義画面,および接続定義画面の[実行時の環境変数]で,「環境変数名」だけを入力した状態でエクスポートすると,インポート時には「環境変数名=」で画面に反映されます。
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実行定義画面,監視定義画面,および接続定義画面の[実行時の環境変数]で,「=」だけを入力した状態でエクスポートすると,インポート時には「空行」で画面に反映されます。
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サービス連携ジョブ定義画面またはサービス連携監視ジョブ定義画面の[接続定義]で,チェックを入れているが定義が未選択な状態でエクスポートすると,インポート時にはチェックが外れた状態で画面に反映されます。
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- エクスポートした定義ファイルのインポート先のバージョンについて
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上位バージョンでエクスポートした定義ファイルは,下位バージョンにインポートしないでください。インポート後にJP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsのバージョンを上げて定義を使用すると,連携ジョブが異常終了するなどの問題が発生する可能性があります。