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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 for Cloud Service Applications


6.2.7 サービス連携オブジェクト監視ジョブの終了コード

サービス連携オブジェクト監視ジョブを実行した時の終了コードを次の表に示します。

表6‒6 サービス連携オブジェクト監視ジョブの終了コード

終了コード

内容

対応するメッセージ

0

監視成立

-

101〜150

JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsサーバで定義している場合,定義に従って設定された終了コード。

KNBB6310-E

151

サービス連携オブジェクト監視ジョブの定義にあやまりがある。

KNBB6102-E

152

  • エージェントホストで,JP1ユーザーのサーバホスト名に指定しているマネージャーホスト名が誤っている。

  • エージェントホストのユーザーマッピング定義で,該当するJP1ユーザーを登録していない。

  • エージェントホストのユーザーマッピング定義で,存在しないOSユーザーを登録している。

  • エージェントホストのユーザーマッピング定義で,OSユーザーのパスワードを誤って登録している(Windows限定)。

  • ajsentryコマンドを実行したOSユーザーと同名のJP1ユーザーがいない。

  • 所有者のJP1ユーザーと実行登録したJP1ユーザーが異なっている。

  • メモリー不足が発生している。

  • ジョブの詳細定義で[実行ユーザー種別]に[所有ユーザー]を指定し,かつ[所有者]が空欄である場合,JP1ユーザーに登録されていない名称のOSユーザーを,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスの起動アカウントに設定している。

KNBB6309-E

153

接続設定ファイルの読み込みに失敗した。

KNBB6200-E

154

接続設定ファイルの構文に誤りがある。

KNBB6201-E

155

JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsサーバ名の名前解決(IPアドレス解決)に失敗した。

KNBB6204-E

156

一時ファイルのアクセスでエラーが発生した。

KNBB6449-E

170

JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsサーバとの接続に失敗した。

KNBB6202-E

171

JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsサーバとの通信でエラーが発生した。

KNBB6203-E

172

JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsサーバから取得した情報に誤りがある。

KNBB6300-E

173

JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsの定義項目に,次のどれかの誤りがある。

  • 必須項目が未指定

  • 文字数

  • 値の形式

KNBB6100-E

175

サービス連携オブジェクト監視ジョブの定義とJP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsサーバ上の定義に不整合がある。

  • サービス連携オブジェクト監視ジョブの定義で監視条件に更新が定義されているが,JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsサーバ上の定義で更新監視対象が定義されていない。

KNBB6103-E

176

オブジェクトの一覧情報取得コマンドの実行結果から,JMESPathクエリ構文に従った情報の切り出し処理でエラーが発生した。

KNBB6105-E

177

オブジェクトの一覧情報から切り出した結果が不正だった。

KNBB6106-E

178

オブジェクトの一覧情報から切り出した「更新監視対象」のデータが,扱えない形式だった。

KNBB6107-E

180

環境変数の取得に失敗した。

KNBB6400-E

181

サービス連携オブジェクト監視ジョブが実行したコマンドでエラーが発生した。

KNBB6311-E

182

サービス連携オブジェクト監視ジョブが実行したコマンドがシグナルを受信して終了した。

KNBB6312-E

183

サービス連携オブジェクト監視ジョブが実行したコマンドの標準出力のサイズが環境設定パラメーター「LimitObjMonStdOutSize」の値を超えた。

KNBB6306-E

190

メモリー不足が発生した。

KNBB6450-E

191

システムエラー。

KNBB6451-E

192

予期せぬエラーが発生した。

KNBB6452-E

起動条件全体に対して操作した場合(起動条件を強制終了させた場合など)や,起動条件全体に関係するエラーが発生した場合は,起動条件全体の各イベントの戻り値には,「0(ゼロ)」が設定されます。これに対して,特定のイベントに対するエラーが発生した場合(定義が誤っていてエラーになった場合など)は,表に示した戻り値が設定されます。