4.4.6 サービス連携ジョブの操作
サービス連携ジョブの登録,一覧表示,および削除について説明します。
(1) サービス連携ジョブの登録
サービス連携ジョブの登録手順を次に示します。
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JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsサーバからサービス連携定義情報ファイルをエクスポートし,JP1/AJS3 - Viewをインストールしたホストの任意のフォルダに配置する。
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JP1/AJS3 - Viewをインストールしたホスト上でコマンドプロンプトを起動する。
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サービス連携定義情報ファイルのパスとカスタムジョブ名,アイコンファイルのパス(カスタムジョブのアイコンを使用する場合)を引数に指定し,ajscsajobregコマンドを実行する。
ajscsajobregコマンドの詳細は,「8. コマンド」の「ajscsajobreg(Windows限定)」を参照してください。
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JP1/AJS3 - Viewを再起動する。
再起動後に登録した内容が有効となります。
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[ジョブネットエディタ]ウィンドウの[カスタムジョブ]タブをクリックし,アイコンが追加されていることを確認する。
アイコンにマウスカーソルを位置づけると,ツールチップにカスタムジョブ名が表示されます。
(2) サービス連携ジョブの一覧表示
サービス連携ジョブの一覧表示手順を次に示します。
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JP1/AJS3 - Viewをインストールしたホスト上でコマンドプロンプトを起動する。
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ajscsajoblistコマンドを実行する。
ajscsajoblistコマンドの詳細は,「8. コマンド」の「ajscsajoblist(Windows限定)」を参照してください。
(3) サービス連携ジョブの削除
サービス連携ジョブの削除手順を次に示します。
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JP1/AJS3 - Viewをインストールしたホスト上でコマンドプロンプトを起動する。
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削除したいカスタムジョブ名を引数に指定し,ajscsajobdelコマンドを実行する。
ajscsajobdelコマンドの詳細は,「8. コマンド」の「ajscsajobdel(Windows限定)」を参照してください。
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JP1/AJS3 - Viewを再起動する。
再起動後に登録した内容が有効となります。
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[ジョブネットエディタ]ウィンドウの[カスタムジョブ]タブをクリックし,当該ジョブのアイコンが削除されていることを確認する。
(4) JP1ユーザーごとに異なるサービス連携ジョブを使用する場合
カスタムジョブ登録情報,サービス連携ジョブ固有情報が格納されているフォルダをJP1ユーザーごとに分けることで,JP1/AJS3 - Viewの[ジョブネットエディタ]ウィンドウに表示されるサービス連携ジョブを,ログインしているJP1ユーザーごとに切り替えることができます。
JP1ユーザーごとに異なるサービス連携ジョブを使用する場合の手順を次に示します。
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カスタムジョブ登録情報フォルダ「JP1/AJS3 - Viewのデータフォルダ\custom.dir」直下に「extend」フォルダを作成し,その直下にユーザー指定オプションファイルの「jajsCustomJobDirectory」に指定されているフォルダを作成する。
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サービス連携ジョブ固有情報格納先フォルダ「JP1/AJS3 - Viewのデータフォルダ\csadef」直下に「extend」フォルダを作成し,その直下にユーザー指定オプションファイルの「jajsCustomJobDirectory」に指定されているフォルダを作成する。
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手順1および手順2で作成したフォルダに,読み取り権限および書き込み権限を付与する。
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環境変数「AJS_CSA_VIEW_CUSTOMJOBDIR」にユーザー指定オプションファイルの「jajsCustomJobDirectory」に指定されているフォルダ名を指定する。
環境変数にフォルダ名が指定されていない場合や,指定したフォルダが存在しない場合は,デフォルトのフォルダ(カスタムジョブ登録情報フォルダ:JP1/AJS3 - Viewのデータフォルダ\custom.dir,およびサービス連携ジョブ固有情報格納先フォルダ:JP1/AJS3 - Viewのデータフォルダ\csadef)で動作します。
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サービス連携ジョブの登録,一覧表示,削除の手順に従って,対象のJP1ユーザーが使用するサービス連携ジョブを操作する。