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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 for Cloud Service Applications


4.4.4 サービス連携監視ジョブの定義項目

サービス連携監視ジョブの定義項目は次の2種類があります。

〈この項の構成〉

(1) [カスタムイベントジョブユニット定義]画面で定義する項目

[カスタムジョブユニット定義]画面で定義する項目を次の表に示します。

表4‒3 カスタムジョブユニット定義項目

定義項目

説明

ユニット名

コメント

実行エージェント

実行時のユーザー

保留種別

リカバリ種別

打ち切り時間指定

打ち切り時間

打ち切り後の状態

終了遅延監視

遅延とみなす時間

所有者

JP1資源グループ

実行ユーザー種別

監視ジョブで実行するコマンドの実行ユーザー種別を指定してください。

引き継ぎボタン

引き継ぎできる情報の詳細は6章の監視対象サービスごとの監視ジョブの引き継ぎ情報に関する説明を参照してください。

詳細ボタン

監視対象サービスごとの監視ジョブの[カスタムイベントジョブ詳細定義]画面が起動します。

(凡例)

−:既存のジョブ定義に設定する内容と同じ

(2) [カスタムイベントジョブ詳細定義]画面で定義する項目

[カスタムイベントジョブ詳細定義]画面で定義する項目を説明します。

監視対象サービスごとの監視ジョブに応じた詳細定義画面が起動しますが,どの詳細定義画面でも共通の定義項目があります。共通の定義項目について次の表に示します。

表4‒4 サービス連携監視ジョブ詳細定義共通項目

定義項目

説明

マクロ変数指定可否

認証定義名

適用するサービス連携認証情報の名称を指定します。

可変定義項目

(凡例)

○:マクロ変数を指定可能

次に監視対象サービスごとに定義できる項目を記載します。

表4‒5 サービス連携オブジェクト監視ジョブ詳細定義項目

定義項目

説明

マクロ変数指定可否

監視対象オブジェクト名

監視対象となるオブジェクト名を指定します。

監視条件

作成,削除,更新のいずれかを選択します。

また,作成監視と削除監視については監視成立の動作オプションを指定します。

監視間隔

監視間隔を秒単位で指定します。

×

(凡例)

○:マクロ変数を指定可能

×:マクロ変数を指定不可

−:テキストボックス以外の箇所(テキスト自体入力できない箇所)

マクロ変数の引継ぎ結果は,JP1/AJS3 - Viewまたはajsshowコマンドで確認できます。