4.1.1 連携ジョブの設計の流れ
- 〈この項の構成〉
(1) サービス連携ジョブの設計
JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsのサービス連携ジョブは,連携したいクラウドサービスをどのように連携するかを定義します。サービス連携ジョブの設計の流れは次のとおりです。
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クラウドサービスと連携した業務の流れを検討し,JP1/AJS3のジョブ・ジョブネットとして実行するクラウドサービスを決定します。
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該当のクラウドサービスの仕様,および連携可能なコマンドのインターフェースを調査,検討します。
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クラウドサービスとの接続処理を設計します。
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クラウドサービスとの認証情報の管理方法を設計します。
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クラウドサービスとの連携処理を設計します。
3,4,5で設計した内容を元にJP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsで定義してサービス連携ジョブとして運用します。この定義の設計のためには次の3つの検討が必要です。
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接続先サービスや実行するコマンドの環境に応じた検討
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実行するコマンドに応じた認証情報の管理方法の検討
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連携処理の検討
(2) サービス連携監視ジョブの設計
JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsのサービス連携監視ジョブは,監視したいクラウドサービスをどのように監視するかを定義します。サービス連携監視ジョブの設計の流れは次のとおりです。
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クラウドサービスのある状態の変化を契機に業務を行う,といったイベントから業務実行の流れを検討し,JP1/AJS3のカスタムイベントジョブや起動条件として監視する対象のクラウドサービスを決定します。
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該当のクラウドサービスの仕様,および連携可能なコマンドのインターフェースを調査,検討します。
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クラウドサービスとの接続処理を設計します。
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クラウドサービスとの認証情報の管理方法を設計します。
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クラウドサービスの監視処理を設計します。
3,4,5で設計した内容を元にJP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsで定義してサービス連携監視ジョブとして運用します。この定義の設計のためには次の3つの検討が必要です。
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接続先サービスや実行するコマンドの環境に応じた検討
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実行するコマンドに応じた認証情報の管理方法の検討
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監視処理の検討