2.3 リモートデスクトップ環境での環境設定
リモートデスクトップ接続を使用して,管理者以外のユーザでリモートセッションからログオンしてJP1/Scriptを操作する場合,ログオンするユーザに「グローバルオブジェクトの作成」の権利をOSのセキュリティの設定で割り当ててください。
また,リモートデスクトップ環境でJP1/Scriptを使用する場合は,次の点に注意してご使用ください。
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Scriptランチャはプライマリセッション(コンソールセッション)でだけ起動でき,リモートセッションでは起動できません。なお,JP1/Scriptサービスは両セッションでサービスの開始/停止ができます。
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自動起動に登録されたスクリプトファイルは起動のタイプにかかわらず,プライマリセッションで起動されます。
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NetExecコマンドから呼び出す実行ファイルをリモートセッションで起動する場合は,Scriptランチャサービスを使用してください。Scriptランチャサービスについては,「1.5.1 NetExecコマンドを使用して他のプログラムを実行するシステム構成」,「2.4.2 Scriptランチャサービスの設定」を参照してください。
- 補足
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JP1/Scriptでは,Windows Serverのリモートデスクトップサービス上でJP1/Scriptを使用できます。RemoteAppを利用すると,リモートデスクトップセッションホストサーバー上にインストールされているJP1/Scriptのプログラムのうち,特定のプログラムだけを利用者に公開できます。
RemoteApp経由で起動したプログラムは,リモートのサーバ上で動作しているため,予約変数などはリモートのサーバ上の内容です。また,各操作コマンドもリモートのサーバ上で動作します。クライアント上で起動したプログラムと同じようにデスクトップに表示されるため,混同しないように注意してください。