付録H 用語解説
(英字)
- JP1/AJS
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JP1/Automatic Job Management System 2およびJP1/Automatic Job Management System 3の総称です。
JP1/AJSは,業務を自動的に運用するためのプログラムです。
処理を順序付けて定期的に実行したり,特定の事象が発生したときに処理を開始したりできます。
- JP1/AJS2
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JP1/Automatic Job Management System 2の略称です。
- JP1/AJS3
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JP1/Automatic Job Management System 3の略称です。
- JP1/AJS3 - Manager
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JP1/Automatic Job Management System 3 - Managerの略称です。
- JP1/AJS3 - Print Option
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JP1/Automatic Job Management System 3 - Print Optionの略称です。
ジョブ運用ドキュメントを出力します。
なお,JP1/AJS3 - Print OptionとJP1/AJS3 - Print Option Managerを総称して,JP1/AJS3 - Print Optionと呼ぶこともあります。
- JP1/AJS3 - Print Option Manager
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JP1/Automatic Job Management System 3 - Print Option Managerの略称です。
ジョブ運用情報を収集します。
- JP1/AJS3 - View
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JP1/Automatic Job Management System 3 - Viewの略称です。
- JP1/AJS3 - Web Console
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JP1/Automatic Job Management System 3 - Web Consoleの略称です。
(カ行)
- カスタムジョブ
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ある特定の機能を持つジョブを実行するように,あらかじめ定義されたジョブです。ファイル転送やメインフレームへのジョブ依頼など,標準カスタムジョブとして提供しているもののほかに,業務の中でよく使うジョブをカスタムジョブとして登録しておくこともできます。
- 基準時刻
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JP1/AJSを運用するときの,1日の始まり(日付の境)となる時刻です。例えば,基準時刻を「8時」と設定すると,7時59分までは前日扱いとなります。
- 構成定義ファイル
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JP1/AJSの運用に必要な情報を定義したファイルです。例えば,ジョブネットワーク要素を作成するディレクトリを指定したり,syslogメッセージの出力の要否を指定したりします。
(サ行)
- 書式定義ファイル
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書式を定義したファイル(拡張子:.jof)です。[書式定義]画面で作成し,[環境設定]画面で指定するフォルダに格納します。
- ジョブ
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コマンド,シェルスクリプト,Windows実行ファイルなどの集まりです。
- ジョブ運用情報の収集
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JP1/AJS3 - Print Option Managerの機能です。JP1/AJS3 - Managerからジョブの運用情報を収集します。
- ジョブ運用情報ファイル
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JP1/AJSから収集したジョブ運用情報を格納するファイル(拡張子:.aoi)です。このファイルは,JP1/AJS3 - Print Option Managerで生成し,JP1/AJS3 - Print Optionの入力となります。
- ジョブ運用ドキュメント管理
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JP1/AJS3 - Print OptionとJP1/AJS3 - Print Option Managerの総称名です。
- ジョブ運用ドキュメントの出力
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JP1/AJS3 - Print Optionの機能です。JP1/AJS3 - Print Option Managerで収集したジョブの運用情報をドキュメントとして出力します。
- ジョブグループ
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複数の業務を分類して管理するためのフォルダです。
- ジョブネット
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実行順序を関連づけたジョブの集まりです。ジョブネットを実行すると,ジョブネット中のジョブが実行順序に従って自動的に実行されます。
- ジョブネットコネクタ
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ルートジョブネットの実行順序を制御するためのジョブネットワーク要素です。
対象のルートジョブネットと接続関係を持ち,その終了や開始を待ち合わせます。
- ジョブネットフロー出力
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ジョブネットの定義内容をジョブネットフロー書式で,Microsoft ExcelまたはPDFファイルに出力します。
- ジョブネットフロー書式定義ファイル
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ジョブネットフロー書式を定義したファイル(拡張子:.fof)です。[ジョブネットフロー書式定義]画面にて設定したジョブネットフロー出力の書式定義を保存するファイルです。
- ジョブネットリリース機能
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ジョブネットの定義を自動的に切り替える機能です。
切り替え予定のジョブネットの定義および切り替え日時をあらかじめ指定しておくことで,指定した日時にジョブネットの定義を切り替えられます。
(タ行)
- 帳票領域
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ユニット名ツリービューで指定されたユニットの帳票を表示するための[ジョブ運用ドキュメント出力]画面内の領域です。初期状態では,画面の右側に配置されます。
(ナ行)
- ネストジョブネット
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ジョブネット中に定義したジョブネットです。
(ハ行)
- プランニンググループ
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複数のルートジョブネットを計画的に切り替えて実行するためのユニットです。プランニンググループの直下に異なる定義内容のルートジョブネットを複数作成し,それぞれに異なったスケジュールを定義することで,指定したスケジュールに従って自動的にジョブネットを切り替えて実行できます。
(マ行)
- マップ出力
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ジョブネットの定義内容をマップ形式で,Microsoft ExcelまたはPDFファイルに出力します。
- マネージャージョブグループ
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JP1/AJS3 - Managerから,別のJP1/AJS3 - Managerの業務を監視するためのジョブグループです。
- マネージャージョブネット
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JP1/AJS3 - Managerから,別のJP1/AJS3 - Managerの業務を監視するためのジョブネットです。
(ヤ行)
- ユニット
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ジョブネットワーク要素の総称です。
- ユニット属性
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JP1/AJSのジョブネットワーク要素の各種定義項目。JP1/AJSのコマンド「ajsprint」,「ajsshow」のフォーマット指示子に該当します。
- ユニット名ツリービュー
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収集したユニットを階層表示するための領域です。初期状態では,[ジョブ運用ドキュメント出力]画面の左側に配置されます。
(ラ行)
- リカバリージョブ
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先行するジョブ,またはジョブネットが異常終了したときに実行されるジョブです。
- リカバリージョブネット
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先行するジョブ,またはジョブネットが異常終了したときに実行されるジョブネットです。
- リリースID
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ジョブネットリリース機能で使用されている,切り替えるジョブネットの定義を区別するIDです。