3.4.6 JP1/AJS3 - Web Consoleの設定
JP1/AJS3 - Web Consoleと連携すると,JP1/AJS3 - Print OptionのjprwebcollectコマンドからJP1/AJS3 - Managerを経由して,JP1/AJS3 - Print Option Managerでジョブ運用情報の収集を実行し,ジョブ運用情報ファイルをクライアントで取得できます。
JP1/AJS3 - Web Consoleと連携する場合のシステム構成の例を次に示します。
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収集対象のJP1/AJS3 - Managerのログイン情報は,jprajsmkkeyコマンドで認証情報ファイルを作成します。jprwebcollectコマンドの実行前に,あらかじめjprajsmkkeyコマンドを実行して認証情報ファイルを作成してください。
JP1/AJS3 - Print OptionとJP1/AJS3 - Web Consoleの間の通信およびJP1/AJS3 - Web ConsoleおよびJP1/AJS3 - Managerの間の通信は暗号化できます。
JP1/AJS3 - Web ConsoleとJP1/AJS3 - Managerの間の通信設定については,JP1/AJS3のマニュアルを参照してください。
- タイムアウトの設定
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接続先のJP1/AJS3 - Web ConsoleとJP1/AJS3 - Print Optionの間の通信に,タイムアウトの設定をします。設定方法の詳細は,「8. コマンド」の「jprwebcollect(Windows)」を参照してください。
- 注意事項
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この機能を使用する場合は,JP1/AJS3 - Print Option,JP1/AJ3 - Print Option Manager,JP1/AJS3 - Manager,JP1/AJS3 - Web Consoleのすべてのバージョンが12-50以降である必要があります。
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使用するメモリー所要量は,JP1/AJS3 - Print Optionのjprwebcollectコマンドが使用するメモリー所要量と,JP1/AJS3 - Print Option Manager側およびJP1/AJS3 - Web Console側でも同じメモリー所要量が必要です。
また,複数ユーザー運用機能を使用するなど,jprwebcollectコマンドを同時に複数実行する場合は,1コマンドのメモリー所要量に同時実行数を掛けた値が必要です。
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JP1/AJS3 - Print OptionからJP1/AJS3 - Web Consoleへjprwebcollectコマンドを同時実行できる最大数は5です。
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