KAVU4221-E
The job termination request to the agent (エージェントホスト名) failed. (reason code:要因番号) 保守情報
エージェント(エージェントホスト名)へのジョブ停止要求が失敗しました(要因番号:要因番号) 保守情報
ジョブ実行制御のエージェントプロセスへのジョブの停止要求が失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
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メモリーが不足している。(要因番号=0xe00a0002)
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エージェントホストが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
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エージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
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マネージャーホストとエージェントホスト間の通信で,通信できないアドレスファミリー同士を使用して通信しようとした。(要因番号=0xe00a0007)
(例)マネージャーホストの名前解決結果はIPv4アドレスだけで,マネージャーホスト上でのエージェントホストの名前解決結果はIPv6アドレスだけという状態で通信した。
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エージェントホスト名が不正である。(要因番号=0xe00a0008)
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エージェントホストのJP1/AJS3サービスが起動処理中または停止処理中である。(要因番号=0xe00a0009)
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エージェントホスト側に原因がある。(要因番号=0xe00a000d)
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通信プロトコルが未サポートのものである。(要因番号=0xe00a000e)
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エージェントホスト側にジョブがない。(要因番号=0xa00a0005)
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接続元制限機能によってエージェントホストで要求が拒否された。(要因番号=0xe00a0017)
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ジョブ配信の遅延軽減機能によってジョブ停止要求を抑止した。(要因番号=0xe00a0018)
- (S)
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エージェントホストへのジョブの停止要求を中止します。
- (O)
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統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。
宛先通信ポート指定機能を有効にしている場合,保守情報にポート番号が出力されます。宛先通信ポートの指定が正しいか見直してください。なお,宛先通信ポートを取得する前にエラーが発生した場合,保守情報のポート番号には「0」が出力されます。宛先通信ポート指定機能については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.12.2(4) 宛先通信ポート指定機能」を参照してください。
要因番号が0xe00a000d(エージェントホスト側に原因がある)の場合は,エージェントホスト側の統合トレースログも確認してください。
要因番号が0xa00a0005(エージェントホスト側にジョブがない)の場合は,強制終了前にエージェントホストですでにジョブが終了しているおそれがあります。次の方法でジョブの状態を確認してください。
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PCジョブ,UNIXジョブ,フレキシブルジョブ※,HTTP接続ジョブ,アクションジョブ,およびカスタムジョブの場合
JP1/AJS - Viewで確認する,またはajsshowコマンドを実行する。
- 注※
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フレキシブルジョブの場合,エージェントホストを中継エージェントに読み替えてください。
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QUEUEジョブ,サブミットジョブの場合
jpqjobgetコマンドを実行する。
要因番号が0xe00a0018(ジョブ配信遅延の軽減機能でジョブ停止要求を抑止した)の場合は,このメッセージの前後に出力されているKAVUまたはKNACで始まるメッセージの説明を参照し,エラー要因を取り除いてください。
また,エージェントホストでジョブの実行プログラムが実行中のままであるおそれがあります。ジョブの実行プログラムを強制停止したい場合,このメッセージの直後に出力されているメッセージKAVS0265-Eのジョブ名を確認し,そのジョブの定義を基に該当するジョブの実行プログラムを強制停止してください。
その他特にメッセージが出力されてなく,原因不明の場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
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