KAVU4220-E
The job execution request to the agent (エージェントホスト名) failed. (reason code:要因番号) 保守情報
エージェント(エージェントホスト名)へのジョブ実行要求が失敗しました(要因番号:要因番号) 保守情報
ジョブ実行制御のエージェントプロセスへのジョブの実行要求が失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
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メモリーが不足している。(要因番号=0xe00a0002)
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ファイルの転送に失敗した。(要因番号=0xe00a000e)
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エージェントホストが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
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エージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
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マネージャーホストとエージェントホスト間の通信で,通信できないアドレスファミリー同士を使用して通信しようとした。(要因番号=0xe00a0007)
(例)マネージャーホストの名前解決結果はIPv4アドレスだけで,マネージャーホスト上でのエージェントホストの名前解決結果はIPv6アドレスだけという状態で通信した。
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エージェントホスト名が不正である。(要因番号=0xe00a0008)
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エージェントホストのJP1/AJS3サービスが起動処理中または停止処理中である。(要因番号=0xe00a0009)
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エージェントホスト側に原因がある。(要因番号=0xe00a000d)
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通信プロトコルが未サポートのものである。(要因番号=0xe00a000e)
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接続元制限機能によってエージェントホストで要求が拒否された。(要因番号=0xe00a0017)
- (S)
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エージェントホストへのジョブの実行要求を中止します。
- (O)
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統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。
宛先通信ポート指定機能を有効にしている場合,保守情報にポート番号が出力されます。宛先通信ポートの指定が正しいか見直してください。なお,宛先通信ポートを取得する前にエラーが発生した場合,保守情報のポート番号には「0」が出力されます。宛先通信ポート指定機能については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.12.2(4) 宛先通信ポート指定機能」を参照してください。
要因番号が0xe00a000d(エージェントホスト側に原因がある)の場合は,エージェントホスト側の統合トレースログも確認してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。