KAVS8101-E
Status monitoring of the flexible job will be stopped. (ユニット完全名 : 実行ID , 保守情報)
フレキシブルジョブの実行状態監視を終了します (ユニット完全名 : 実行ID , 保守情報)
フレキシブルジョブの実行時間が環境設定パラメーターFXJOB_MONITOR_TIMEOUTで設定された時間を超えたため,実行状態の監視を終了し,状態を「異常検出終了」にします。
次の原因が考えられます。
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フレキシブルジョブの実行に時間が掛かっている。
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次のような原因で宛先エージェントからマネージャーに対するフレキシブルジョブの実行結果通知に失敗している。
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宛先エージェントのJP1/AJS3 Autonomous Agentサービスが停止した
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宛先エージェントまたは中継エージェントのJP1/AJS3 Autonomous Agent Messengerサービスが停止した
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ネットワーク障害
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ルーティングエラー
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オートスケール機能によって,フレキシブルジョブ実行中のサーバが停止した
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宛先通信ポート指定機能で指定したポート番号に誤りがある。
- (S)
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フレキシブルジョブの実行状態の監視を終了し,状態を「異常検出終了」にします。
- (O)
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各要因に対して,次に示す対処を行ってください。
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監視終了後も,宛先エージェントではフレキシブルジョブが実行されています。宛先エージェントのログや実行結果ファイルからジョブの実行状況を確認し,必要に応じてジョブ状態変更を行ってください。
また,環境設定パラメーターFXJOB_MONITOR_TIMEOUTの設定値を見直してください。
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原因を調査したあと,必要に応じてフレキシブルジョブを再実行してください。
また,オートスケール機能を利用している場合は,ジョブ実行中にスケールインが発生しないように,スケールインの設定を見直してください。
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宛先通信ポート指定機能を有効にしている場合,保守情報にポート番号が出力されます。宛先通信ポートの指定が正しいか見直してください。なお,宛先通信ポートを取得する前にエラーが発生した場合,保守情報のポート番号には「0」が出力されます。宛先通信ポート指定機能については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.12.2(4) 宛先通信ポート指定機能」を参照してください。
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