1.1.7 コマンドのリモート実行
JP1/AJS3 - Managerホストから,ほかのJP1/AJS3 - Managerホストに対してコマンドをリモート実行できます。
コマンドのリモート実行機能を使用すると,実行先の論理ホストのスケジューラーサービスに対して,ユニットの操作やスケジューラーサービスの現在の運用環境を出力できます。
リモート実行したコマンドの標準出力,標準エラー出力およびコマンドの戻り値は,コマンド投入元に反映されます。ただし,出力されるメッセージは,実行先のホストの,JP1/AJS3を起動時の言語種別に依存します。
リモート実行できるコマンドと,リモート実行の方法を次の表に示します。
- (凡例)
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○:指定できる。
−:指定できない。
- 注
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コマンド実行時に使用される環境変数については,「1.4.1 JP1/AJS3のコマンド実行時に使用される環境変数」の表1-5を参照してください。
- 注※1
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環境変数AJSMANAGERHOSTは,JP1/AJS3の起動時には設定しないでください。
- 注※2
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-hオプションで指定します。
コマンドをリモート実行するには,コマンド実行先のJP1/AJS3を起動してください。また,JP1/Baseのユーザー管理機能を使用して,ユーザー認証やユーザーマッピングなどを設定してください。
JP1/Baseのユーザー管理機能の設定については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 3. セットアップ」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 13. セットアップ」(UNIXの場合)を参照してください。