6.2.2 年単位で定義する
年単位でカレンダー情報を定義する手順を次に示します。
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[JP1/AJS3 - View]ウィンドウの機能メニューで[カレンダー定義]をクリックする。
[カレンダー定義]が選択状態になります。
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ツリーエリアで,カレンダー情報を定義したいジョブグループをクリックする。
クリックしたジョブグループが選択状態になります。
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[編集]−[カレンダー]を選択する。
当月の[月間カレンダー編集]ウィンドウが表示されます。当日の日付が黄色の字で表示されます。
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[表示]−[年間カレンダー編集]を選択する。
当年の[年間カレンダー編集]ウィンドウが表示されます。当日の日付が黄色の字で表示されます。
選択したジョブグループの上位のジョブグループにカレンダー情報が定義してある場合,上位ジョブグループのカレンダー情報が[年間カレンダー編集]ウィンドウの背景色に反映されます。背景色は次のとおりです。
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運用日:薄い緑色
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休業日:橙色
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未設定の日:白色
また,以前に週間標準値でカレンダー情報を定義した場合は,そのカレンダー情報が[年間カレンダー編集]ウィンドウの背景色に反映されます。背景色は次のとおりです。
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運用日:薄い青色
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休業日:薄い赤色
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未設定の日:白色
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当年の運用日,休業日を定義する。
定義方法の詳細については,「6.2.1 月単位で定義する」を参照してください。
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必要に応じて,翌年のカレンダー情報を定義する。
定義する場合は,翌年ボタンをクリックし,表示されるウィンドウで翌年のカレンダー情報を定義します。
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[ファイル]−[保存]を選択する。
定義した情報が保存されます。
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[ファイル]−[閉じる]を選択する。
[年間カレンダー編集]ウィンドウが閉じます。
- 注意事項
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カレンダー情報の定義は,業務量が少ない時間帯に変更してください。[年間カレンダー編集]ウィンドウでのカレンダー情報の保存中は,カレンダー情報を変更するジョブグループと同一のスケジューラーサービスに実行登録されているルートジョブネットの実行が抑止されるため,業務に影響を及ぼすおそれがあります。ただし,定義変更前に「監視中」状態になっている起動条件付きジョブネットについては,カレンダー情報の保存中に起動条件が成立しても実行されます。
- 補足事項
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カレンダー情報は,複数のユーザーが同時に編集できます。その際は,最後に保存された情報が有効になります。
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カレンダー情報を定義できる期間は,1994年1月〜環境設定パラメーターSCHEDULELIMITに設定した西暦年12月です。
環境設定パラメーターSCHEDULELIMITの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4.2(123) SCHEDULELIMIT」を参照してください。接続先のJP1/AJS3 - Managerがバージョン12-60以前の場合は2036年12月までです。
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週間標準値で定義した情報は,すべての年月(1994年1月〜環境設定パラメーターSCHEDULELIMITに設定した西暦年12月)に有効です。
環境設定パラメーターSCHEDULELIMITの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4.2(123) SCHEDULELIMIT」を参照してください。接続先のJP1/AJS3 - Managerがバージョン12-60以前の場合は2036年12月までです。
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[年間カレンダー編集]ウィンドウで,[表示]−[月間カレンダー編集]を選択すると,[月間カレンダー編集]ウィンドウが表示されます。
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年単位で定義した場合も月単位で定義した場合と同様,先頭の月は操作した月になります。
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ジョブグループのカレンダー情報の設定を省略した場合は,上位のジョブグループまたはスケジューラーサービスのカレンダー情報を参照します。上位ジョブグループ,スケジューラーサービスすべてのカレンダー情報の設定が省略されている場合は,運用日が仮定されます。
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[年間カレンダー編集]ウィンドウについては,「12.14.5(2) [年間カレンダー編集]ウィンドウの注意事項」もあわせて参照してください。
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