9.13.1 ルートジョブネットをサスペンドする
実行登録中のルートジョブネットの下位定義を変更するには,実行登録中のルートジョブネットをサスペンド状態にします。次の条件を満たしている場合に,ルートジョブネットをサスペンドできます。
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JP1/AJS3サービスを起動している。
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起動条件を監視している世代がない(起動条件の状態が待ち状態,または終了状態である)。
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操作に必要なJP1権限レベルを持っている。
ルートジョブネットをサスペンドする手順を次に示します。
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[JP1/AJS3 - View]ウィンドウの機能メニューで[ステータス監視]をクリックする。
[ステータス監視]が選択状態になります。
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ツリーエリアで,下位定義を変更したいジョブネットを管理するジョブグループをクリックする。
クリックしたジョブグループが選択状態になります。
ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
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操作対象のジョブネットをクリックし,[操作]−[サスペンド]−[サスペンド実行]を選択する。
[サスペンド実行]ダイアログボックスが表示されます。
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[実行中の世代がある場合]の[サスペンドする],または[サスペンドしない]を選択する。
サスペンドするジョブネットに実行中の世代があった場合に,サスペンドするか,またはサスペンドしないでエラーにするかを選択します。
サスペンドしたい場合は,[サスペンドする]を選択してください。
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[OK]ボタンをクリックする。
ルートジョブネットがサスペンド状態になった場合,[サスペンド実行]ダイアログボックスが閉じます。そして,リストエリアの[名前]の左側にサスペンド状態を示すアイコンが表示されます。
ルートジョブネットがサスペンド状態にならなかった場合,エラーメッセージが表示されます。[サスペンド実行]ダイアログボックスは表示されたままです。
- 補足事項
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計画実行登録,確定実行登録,および即時実行登録のどの場合でもサスペンドできます。
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起動条件に対して定義の変更はできません。
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操作対象がリリース先ジョブネットの場合,サスペンドの対象はリリース状態が「適用中」状態の定義のジョブネットです。
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