8.1.2 実行登録後に起動条件に定義したイベントジョブおよびカスタムイベントジョブの定義を変更する
起動条件付きジョブネットの実行登録後,起動条件の監視中に起動条件に定義したイベントジョブおよびカスタムイベントジョブの定義内容を変更するには,次の二つの方法があります。それぞれの場合で変更が反映されるタイミングが異なります。
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起動条件付きジョブネットの実行登録を解除する。
一度ジョブネットの実行登録を解除してから再度実行登録します。変更は実行登録したときに反映されます。実行登録を解除しない場合は,変更は次回実行予定から反映されます。
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スケジューラーサービスを停止する。
スケジューラーサービスを停止してから再起動します。スケジューラーサービスの停止中,監視世代は「監視中断」状態になります。変更はスケジューラーサービス再起動時に反映されます。
スケジューラーサービスを停止するには,次のどれかの方法を実行します。
- (a) ajsstopコマンドを実行する。
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次のコマンドを実行します。
ajsstop -F スケジューラーサービス名 [-s|-n|-j|-k]
ajsstopコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド ajsstop」を参照してください。
- (b) jajs_spmd_stopコマンドを実行する。
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次のコマンドを実行します。
jajs_spmd_stop -n jajs_schd -F スケジューラーサービス名 -job
jajs_spmd_stopコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド jajs_spmd_stop」を参照してください。
- (c) JP1/Power MonitorでJP1/AJS3のジョブネットの終了を待つように設定し,次の方法のどれかでホストを終了する。
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・ローカル電源制御ジョブの終了要求種別に「計画終了」を指定し,ジョブを実行する
・リモート電源制御ジョブの要求種別に「電源オフ:計画終了」を指定し,ジョブを実行する
・JP1/Power Monitorから「計画終了」を指定してホストを終了する