5.1 ジョブ実行の仕組み
この節では,JP1/AJS3のジョブ実行の仕組みについて説明します。
JP1/AJS3のUNIXジョブ,PCジョブ,フレキシブルジョブ,HTTP接続ジョブ,イベントジョブ,アクションジョブ,カスタムジョブ,およびカスタムイベントジョブの実行環境は,マネージャーホストとエージェントホストによって構成されます。ジョブの実行時には,マネージャーホストからエージェントホストにジョブを転送して実行します。
JP1/AJS3のジョブ実行の流れを次の図に示します。
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エージェントホストでジョブを実行する場合,ジョブを実行する実行エージェントを定義します。実行するジョブの定義では,ジョブの実行先として実行エージェントを指定します。ジョブの実行順序になると,実行エージェントに指定されたエージェントホストに対してジョブを転送して実行します。
ジョブ実行の仕組みを次の図に示します。
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また,実行エージェントをグルーピングした実行エージェントグループを使用して負荷分散することもできます。