付録G.18 nnmdeleteattributes.ovpl
CSVファイルまたはコマンドラインから,ノード,インタフェース,および物理コンポーネント(カード/シャーシ)に対してカスタム属性を削除します。
SYNOPSIS
nnmdeleteattributes.ovpl [-h | -help] -t <type> (-f <path & filename of csv file>) |(-s <"csv formatted line">) [-u <username> -p <password>]
DESCRIPTION
nnmdeleteattributes.ovplは,CSVファイルに指定したカスタム属性を削除します。以前作成した不要なカスタム属性を削除するときに有用です。ノード,インタフェースまたは物理コンポーネントからカスタム属性を削除します。ノードからカスタム属性を削除すると,カスタム属性を参照して形成されたノードグループからノードが削除されます。
Parameters
nnmdeleteattributes.ovplコマンドは,次のオプションをサポートします。
- -h | -help
-
コマンドの使用方法を表示します。
- -u <username>
-
コマンドの実行に必要なNNMiの管理者名を指定します。nnm.propertiesファイルが存在していない限り,これが必要になります。詳細はnnm.propertiesリファレンスページを参照してください。
- -p <password>
-
コマンドの実行に必要なNNMiの管理者パスワードを指定します。nnm.propertiesファイルが存在していない限り,これが必要になります。詳細はnnm.propertiesリファレンスページを参照してください。
- -t <type>
-
削除対象のオブジェクトタイプを指定します。"node","interface"または "physcomp"です。
- -f <path & filename of csv file>
-
削除するカスタム属性を含むCSVファイル名(パス名。例: /tmp/csvfile.csv)を指定します。
- -s <"csv formatted line">
-
CSV形式の1行を指定します。小さな変更に対してファイル作成を省略できます。
Syntax of Comma Separated File for Nodes
ノードからカスタム属性を削除するときに指定するCSVファイルの構文は次のとおりです。
空の行は無視されます。
"#"で始まる行は無視されます。
-
- Column 1(A):Node DNS|IP Address
-
ノードのDNS名か,IPアドレスを指定します。このフィールドは必須です。
-
- Column 2(B):Attribute Name
-
カスタム属性の名前。
削除するカスタム属性は,同じ行に指定できます。または,別の行で同じノードを指定します。
例)
192.168.1.1,Project,Service Type
192.168.1.1,Asset Tracking
192.168.2.2,Project,Service Type,Asset Tracking
Syntax of Comma Separated File for Interfaces
インタフェースからカスタム属性を削除するときに指定するCSVファイルの構文は次のとおりです。
空の行は無視されます。
"#"で始まる行は無視されます。
-
- Column 1(A):Node DNS|IP Address
-
ノードのDNS名か,IPアドレスを指定します。このフィールドは必須です。
-
- Column 2(B):Interface Id
-
前のフィールドで指定したノードのインタフェースの識別子を指定します。インタフェースのインデックス,エイリアス,インタフェース名,または説明が指定でき,この順序で検索されます。すべての一致するインタフェースに対して,属性が削除されます。このフィールドは必須です。
-
- Column 3(C):Attribute Name
-
カスタム属性の名前。
削除するカスタム属性は,同じ行に指定できます。または,別の行で同じノードとインタフェース識別子を指定します。
例)
192.168.1.1,1001,Project,Service Type
192.168.1.1,1001,Asset Tracking
192.168.2.2,A1,Project,Service Type,Asset Tracking
Syntax of Comma Separated File For PhysComp Attributes
物理コンポーネント(カード/シャーシ)からカスタム属性を削除するときに指定するCSVファイルの構文は次のとおりです。
空の行は無視されます。
"#"で始まる行は無視されます。
-
- Column 1(A):Node DNS | IP Address
-
ノードのDNS名か,IPアドレスを指定します。このフィールドは必須です。
-
- Column 2(B):PhysComp Id
-
前のフィールドで指定したノードの物理コンポーネントの識別子を指定します。物理コンポーネントの物理インデックス,名前,または説明が指定でき,この順序で検索されます。 すべての一致する物理コンポーネントに対して,属性が削除されます。このフィールドは必須です。
-
- Column 3(C):PhysComp Type
-
物理コンポーネントのタイプを識別する名前。"card"と"chassis"が有効なタイプです。
-
- Column 4(D):Attribute Name
-
カスタム属性の名前。
削除するカスタム属性は,同じ行に指定できます。または,別の行で同じノードと物理コンポーネント識別子,物理コンポーネントタイプを指定します。
例)
192.168.1.1,7,chassis,Location,Service Type
192.168.1.1,7,chassis,Asset Tracking
192.168.2.2,/AmdFE,card,Location,Service Type,Asset Tracking
EXAMPLES
CSVファイルの内容例は次のようになります(ノードの場合):
192.168.2.2,Project,Service Type,Asset Tracking
CSVファイルからノードのカスタム属性を削除します:
nnmdeleteattributes.ovpl -t node -f /tmp/test.csv
コマンドラインからノードのカスタム属性を削除します:
nnmdeleteattributes.ovpl -t node -s "192.168.1.1,Project"
CSVファイルの内容例は次のようになります(インタフェースの場合):
192.168.2.2,1001,Project,Service Type,Asset Tracking
CSVファイルからインタフェースのカスタム属性を削除します:
nnmdeleteattributes.ovpl -t interface -f /tmp/test.csv
コマンドラインからインタフェースのカスタム属性を削除します:
nnmdeleteattributes.ovpl -t interface -s "192.168.1.1,7,Project"
CSVファイル(/tmp/test.csv)の内容例は次のようになります(物理コンポーネントの場合):
192.168.2.2,7,chassis,Location,Service Type,Asset Tracking
CSVファイルから物理コンポーネントのカスタム属性を削除します:
nnmdeleteattributes.ovpl -t physcomp -f /tmp/test.csv
コマンドラインから物理コンポーネントのカスタム属性を一つ削除します:
nnmdeleteattributes.ovpl -t physcomp -s "192.168.1.1,/AmdFE,card,Project"
Error Codes
問題を特定するのに役立ついくつかのエラーコードがあります:
-
INFO:情報メッセージ。
-
ATTR_ERROR:指定された属性で問題が見つかりました。
-
DEL_FAIL_ERROR:指定された属性の削除に失敗しました。
-
OBJECT_ERROR:指定されたオブジェクトが見つかりませんでした。
-
BAD_LINE_ERROR:指定された行のフォーマットが正しくありません。
-
IO_ERROR:CSVファイルが見つからないか,読めませんでした。
-
BAD_NAME_WARNING:指定された属性名が長すぎます(最大 50 文字)。
-
BAD_VALUE_WARNING:指定された値が長すぎます(最大 2000 文字)。
AUTHOR
nnmdeleteattributes.ovpl was developed by Micro Focus.
FILES
-
Windows:%NNM_BIN%\nnmdeleteattributes.ovpl
-
Linux:$NNM_BIN/nnmdeleteattributes.ovpl