21.23.2 ヘルスインシデントを抑制するための設定
NNMi管理サーバーが自己監視の異常な結果を検出すると,NNMiによってインシデントが生成されます。特定の結果のヘルスインシデントを抑制するには,次のコマンドを実行します。<conclusions>は,カンマで区切られた結果名のリストです。
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Windowsの場合:
%InstallDir%\bin\nnmhealth.ovpl -suppress <conclusions>
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Linuxの場合:
$InstallDir/bin/nnmhealth.ovpl -suppress <conclusions>
nnmhealth.ovplによる変更は,管理者がNNMiを再起動するまで続きます。NNMiの再起動後も設定を維持する場合は,次の手順を実行します。
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次のファイルを開く。
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Windows:%NNM_PROPS\nms-topology.properties
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Linux:$NNM_PROPS/nms-topology.properties
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次の行を含むテキストブロックを探す。
#!com.hp.ov.nms.health.SUPPRESSED_CONCLUSIONS=
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次の行のコメントを解除し,次のように編集する。
com.hp.ov.nms.health.SUPPRESSED_CONCLUSIONS=<conclusions>
<conclusions>は,カンマで区切られた結果名のリストです。
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変更を保存する。
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次のコマンドを実行して,NNMiを再起動する。
ovstop ovstart
結果の名前を確認する方法の詳細については,nnmhealth.ovplのリファレンスページを参照してください。
- 重要
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高可用性(HA)でファイルの変更を行う場合は,クラスターの両方のノードに変更を加える必要があります。HA設定を使用するNNMiでは,NNMi管理サーバーを停止および再起動する必要のある変更の場合,ovstopおよびovstartコマンドを実行する前にノードをメンテナンスモードにする必要があります。