21.9 trapFilter.confファイルでインシデントをブロックする
NNMi管理サーバー上のインシデントの数が一定のレートに達して,新しく到着するインシデントをNNMiがブロックする場合,次の点に注意してください。
NNMiはTrapStormインシデントを生成し,インシデントがブロックされていることを示します。
NNMiは主要なヘルスメッセージも生成し,インシデントレートが高くてインシデントがブロックされていることを示すことがあります。
インシデント数を削減するには,次のどちらかの方法を使用します。
nnmtrapd.confファイルを使用し,インシデントがNNMiに入るのをブロックしてインシデントトラフィックの削減を試みます。
- 重要
nnmtrapd.confファイルによる方法を使用すると,NNMiは引き続きこれらのインシデントを使用してトラップレートを計算し,トラップバイナリストアに書き込みます。nnmtrapd.confファイルによる方法を使用しても,インシデントがデータベースで作成されたり保存されたりすることを停止することしかできません。
詳細については,nnmtrapd.confのリファレンスページを参照してください。
trapFilter.confファイルを使用し,NNMiイベントパイプラインで早期にインシデントをブロックして,このインシデントがトラップレート計算で分析されること,またはNNMiトラップバイナリストアに保存されることを回避します。
- メモ
デバイスのIPアドレスまたはOIDをtrapFilter.confファイルに追加すると,この大量のインシデントをブロックして,インシデントのボリュームの問題を回避できます。
詳細については,trapFilter.confおよびnnmtrapconfig.ovplのリファレンスページを参照してください。