4.15.1 OSユーザーの追加 (UNIX)
機能
UNIX環境でOSユーザーを追加し,任意のグループに追加します。あわせてホームディレクトリを作成します。
指定したOSユーザーが既に存在する場合,処理をスキップします。(戻り値:0)
この部品では,次のサーバを前提とします。
・実行対象サーバ
この部品を実行する対象となるサーバです。UNIXがセットアップされている必要があります。
利用場面
UNIXに対して運用に使用するユーザーを追加する場合に使用できます。
前提条件
【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバの稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
また、OSおよび製品について略称を用いています。対象とするOSおよび製品については「はじめに」を参照してください。
【実行対象サーバ内前提製品】
なし。
【実行対象サーバの稼働OS】
(1) Windows Server
(2) Red Hat Enterprise Linux Server
(3) Oracle Linux
【実行対象サーバの使用条件】
なし。
注意事項
(1) UNIX環境に対してこの部品を実行する場合は,プロパティにマルチバイト文字を使用しないでください。
バージョン
04.00.00
部品のタグ
Configure OS,Linux
タスクログに表示される部品の名称
osAddUser_Lin
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常 |
21 |
異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知) |
27 |
異常(エラー内容はタスクログで確認) |
41 |
異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知) |
プロパティ一覧
プロパティ一覧を次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
Linux.accountComment |
OSユーザーに関する説明コメント |
OSユーザーのアカウントに関する説明コメントを指定します。 |
− |
入力 |
△ |
Linux.userHomeDir |
OSユーザーのホームディレクトリのパス |
OSユーザーのホームディレクトリのパスをフルパスで指定します。 |
− |
入力 |
△ |
Linux.accountExpires |
OSユーザーの有効期限 |
OSユーザーが使用不能になる日付を"YYYY-MM-DD"の形式で指定します。 |
− |
入力 |
△ |
Linux.osGroupName |
OSユーザーのグループ名 |
OSユーザーに設定するグループ名を指定します。 |
− |
入力 |
△ |
Linux.osUserName |
OSユーザー名 |
作成するOSユーザーのユーザー名を指定します。 |
− |
入力 |
○ |
plugin.destinationHost |
実行対象サーバのホスト名 |
この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。 |
− |
入力 |
○ |
common.returnValue |
部品の戻り値 |
この部品の戻り値が格納されます。 |
− |
出力 |
△ |