4.10.11 サービス情報同期
機能
この部品は,JP1/PFM - Managerに登録されているサービス情報をJP1/PFM - Web Consoleに同期します。
この部品では,次のサーバを前提とします。
・実行対象サーバ
部品を実行し,JP1/PFM - ManagerとJP1/PFM - Web Consoleに登録されているサービス情報を同期させるサーバです。JP1/PFM - Managerがセットアップされている必要があります。
利用場面
jp1pfmDeleteRemoteAgent部品を使用してJP1/PFM - RMからリモートエージェントを削除したあと,削除したリモートエージェントをエージェント階層「Products」から削除する場合に使用できます。
前提条件
【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
また、OSおよび製品について略称を用いています。対象とするOSおよび製品については「はじめに」を参照してください。
【実行対象サーバ内前提製品】
(1) JP1/PFM - Manager
【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】
(1) Windows Server 2016 Standard/Datacenter
(2) Windows Server 2019 Standard/Datacenter
(3) Windows Server 2022 Standard/Datacenter
(4) Red Hat Enterprise Linux Server 7
(5) Red Hat Enterprise Linux Server 8
【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】
(1)JP1/Performance Management - Managerが起動していること。
(2)実行対象サーバがクラスタ構成の場合,プロパティplugin.destinationHostにはJP1/PFM - Managerの論理ホストが動作している物理ホスト名を,プロパティJP1.logicalHostNameにはJP1/PFM - Managerの論理ホスト名を指定してください。
注意事項
(1)JP1/PFM - Web Consoleのエージェント階層で「User Agents」のツリーに追加したエージェントは,この部品を実行しても削除されません。
バージョン
04.00.00
部品のタグ
Configure JP1,PFM,Windows,Linux
タスクログに表示される部品の名称
jp1pfmSyncServiceInfo
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常 |
12 |
異常(ユーザーミス) プロパティ不正 |
13 |
異常(ユーザーミス) 認証不可 |
14 |
異常(ユーザーミス) ファイルアクセス不可 |
21 |
異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知) |
22 |
異常(環境不正) メモリ/ディスク容量不足 |
23 |
異常(環境不正) 前提環境不正 |
24 |
異常(環境不正) 起動状態不正 |
26 |
異常(連携製品トラブル) 内部エラー |
42 |
異常(部品内でエラーを検知) 内部エラー(部品スクリプトでエラーを検知) |
プロパティ一覧
プロパティ一覧を次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
JP1.logicalHostName |
実行対象サーバの論理ホスト名 |
実行対象サーバのJP1/PFM - Managerの論理ホスト名を指定します。 |
− |
入力 |
△ |
plugin.destinationHost |
実行対象サーバのホスト名 |
この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。 |
− |
入力 |
○ |
common.returnValue |
部品の戻り値 |
この部品の戻り値が格納されます。 |
− |
出力 |
△ |