Hitachi

JP1 Version 13 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


4.10.6 アラームのアンバインド(JP1/PFM - RM)

機能

この部品は,JP1/PFMで管理するエージェントに対して,アラームテーブルのバインド解除を実行します。

この部品では,次のサーバを前提とします。

・PFM管理サーバ(実行対象サーバ)

 この部品を実行する対象です。JP1/PFM - Managerがセットアップされている必要があります。

JP1PFM.serviceIDに指定したエージェントから,プロパティJP1PFM.alarmTableNameに指定したアラームテーブルのバインドを解除します。ただし,JP1PFM.alarmTableNameにアラームテーブル名を指定しない場合,次のアラームテーブルをアンバインドします。

・PFM RM Platform Template Alarms 09.00

利用場面

JP1/PFM - RMを使用して性能監視を行っているシステムで,リモートエージェントのしきい値監視を取りやめる場合などに使用できます。

前提条件

【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。

また、OSおよび製品について略称を用いています。対象とするOSおよび製品については「はじめに」を参照してください。

【実行対象サーバ内前提製品】

(1)JP1/PFM - Manager

【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】

(1) Windows Server 2016 Standard/Datacenter

(2) Windows Server 2019 Standard/Datacenter

(3) Windows Server 2022 Standard/Datacenter

(4) Red Hat Enterprise Linux Server 7

(5) Red Hat Enterprise Linux Server 8

【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】

(1) JP1/Performance Management - Managerの次のサービスが起動していること。

 ・Name Serverサービス

 ・Master Managerサービス

 ・View Serverサービス

注意事項

(1)この部品を同一の実行対象サーバに対して多重実行しないでください。

(2)実行対象サーバのJP1/PFM - Managerがクラスタ構成の場合は,実行系ノードで部品を実行してください。

バージョン

04.00.00

部品のタグ

Configure JP1,PFM,Windows,Linux

タスクログに表示される部品の名称

jp1pfmReleaseAlarm

戻り値

戻り値

説明

0

正常

12

異常(ユーザーミス) プロパティ不正

13

異常(ユーザーミス) 認証不可

14

異常(ユーザーミス) ファイルアクセス不可

20

異常(ユーザーミス) その他ユーザーエラー

21

異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知)

22

異常(環境不正) メモリ/ディスク容量不足

23

異常(環境不正) 前提環境不正

24

異常(環境不正) 起動状態不正

25

異常(環境不正) 通信エラー

26

異常(連携製品トラブル) 内部エラー

41

異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知)

プロパティ一覧

プロパティ一覧を次の表に示します。

プロパティキー

プロパティ名

説明

デフォルト値

入出力種別

必須区分

JP1PFM.serviceKey

JP1/PFMプロダクトのサービスキー

アラームのバインド解除を行うJP1/PFM - RMのサービスキーを指定します。

− 

入力

○ 

JP1PFM.serviceID

JP1/PFM - RMのエージェントのサービスID

アラームのバインド解除を行うJP1/PFM - RMのエージェントのサービスIDを指定します。

− 

入力

○ 

JP1PFM.alarmTableName

アラームテーブル名

バインド解除するJP1/PFMのアラームテーブル名を指定します。

− 

入力

△ 

plugin.destinationHost

実行対象サーバのホスト名

この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。

− 

入力

○ 

common.returnValue

部品の戻り値

この部品の戻り値が格納されます。

− 

出力

△