4.7.22 JP1ユーザー削除(SYSTEM)
機能
指定したサーバのJP1/BaseでJP1ユーザーを削除します。
この部品では,次のサーバを前提とします。
・JP1認証サーバ(実行対象サーバ)
この部品を実行する対象です。JP1/Baseがセットアップされ,認証サーバが起動している必要があります。
利用場面
運用に使用するOSユーザーの削除の際に,JP1ユーザーの削除をあわせて実行する場合などに利用できます。下記部品と組みあわせて,JP1ユーザーを削除する際に必要となるユーザーマッピング情報,パスワード管理情報および操作権限の削除を行うことで,JP1ユーザーの削除作業を効率化できます。
・jp1baseDeletePermission
・jp1baseDeleteMapping
・jp1baseDeleteUserInfo
前提条件
【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
また、OSおよび製品について略称を用いています。対象とするOSおよび製品については「はじめに」を参照してください。
【実行対象サーバ内前提製品】
(1)JP1/Base
【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】
(1) Windows Server
(2) Red Hat Enterprise Linux Server
【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】
(1)JP1/Baseの認証サーバが起動していること。
(2)実行対象サーバのJP1/Baseがクラスタ構成の場合,プロパティplugin.destinationHostにはJP1/Baseの論理ホストが動作している物理ホスト名を,プロパティJP1.logicalHostNameにはJP1/Baseの論理ホスト名を指定してください。
注意事項
(1) UNIX環境に対してこの部品を実行する場合は,プロパティにマルチバイト文字を使用しないでください。
バージョン
04.00.00
部品のタグ
Configure JP1,Base,Windows,Linux
タスクログに表示される部品の名称
jp1baseDeleteJp1user_System
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常 |
12 |
異常(ユーザーミス) プロパティ不正 |
21 |
異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知) |
22 |
異常(環境不正) メモリ/ディスク容量不足 |
23 |
異常(環境不正) 前提環境不正 |
24 |
異常(環境不正) 起動状態不正 |
25 |
異常(環境不正) 通信エラー |
26 |
異常(連携製品トラブル) 内部エラー |
41 |
異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知) |
42 |
異常(部品内でエラーを検知) 内部エラー(部品スクリプトでエラーを検知) |
プロパティ一覧
プロパティ一覧を次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
JP1.logicalHostName |
実行対象サーバの論理ホスト名 |
実行対象サーバのJP1論理ホスト名を指定します。 |
− |
入力 |
△ |
JP1Base.authenticationServerName |
認証サーバ名 |
JP1/Baseの認証サーバのホスト名を指定します。 |
− |
入力 |
△ |
JP1Base.jp1UserName |
JP1ユーザー名 |
削除するJP1ユーザー名を指定します。 |
− |
入力 |
○ |
plugin.destinationHost |
実行対象サーバのホスト名 |
この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。 |
− |
入力 |
○ |
common.returnValue |
部品の戻り値 |
この部品の戻り値が格納されます。 |
− |
出力 |
△ |