8.3.1 [Service Builder Debug]画面
[Service Builder Debug]画面は,サービステンプレートをデバッグするための画面です。[Service Builder Debug]画面は,[デバッグ実行]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると表示されます。
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表示項目について説明します。
- [エディタへ戻る]ボタン
クリックすると,[Service Builder Debug]画面を閉じ,[Service Builder Edit]画面が表示されます。このとき,実行中のデバッグタスクは強制停止されます。
- 重要
[Service Builder Debug]画面を閉じるときは,必ず[エディタへ戻る]ボタンから閉じてください。Webブラウザーのボタンから閉じた場合,デバッグタスクが実行中のままになります。デバッグタスクが実行中のままだと,デバッグタスクの基となるサービステンプレートを編集できません。Webブラウザーのボタンから[Service Builder Debug]画面を閉じた場合は,[タスク]画面からデバッグタスクを停止してください。
- [デバッグ]エリア
デバッグタスクを実行する際の設定をしたり,実行中のデバッグタスクへの操作をしたりするエリアです。
- [応答入力]ボタン
応答待ち中のデバッグタスクに応答を入力できます。
- [再実行]プルダウンメニュー
デバッグタスクの状態が「正常終了」または「失敗」の場合に,再度デバッグタスクを実行できます。再実行の方法は,[最初からリトライ],[失敗したステップからリトライ],または[失敗した次のステップからリトライ]から選択できます。
- [再開]ボタン
中断中のデバッグタスクの実行を再開できます。
- [一時停止]ボタン
デバッグタスクの実行を中断できます。
- [強制停止]ボタン
デバッグタスクの実行を強制停止できます。
- [ステップイン]ボタン
中断中のステップで,次に中断できるポイントまでステップを実行したあと,ステップを中断できます。
- [ステップオーバー]ボタン
中断中の次のステップで,最初に中断できるポイントまでステップを実行したあと,ステップを中断できます。
- [ステップリターン]ボタン
2階層目以下のフローを実行中に,1つ上の階層のフローで最初に中断できるポイントまでステップを実行したあと,ステップを中断できます。
- [ブレークポイント切り替え]ボタン
選択したステップに,ブレークポイントを設定できます。すでにブレークポイントが設定されたステップを選択した場合,ブレークポイントの設定を解除できます。
- [実行設定]プルダウンメニュー
ステップを実行するときに,部品の処理を実行するかどうかを設定できます。
- [ステップ情報]エリア
選択しているステップのステップID,ステップ名,および状態が表示されます。
- [ステッププロパティ]エリア
選択しているステップのプロパティ値が表示されます。
をクリックすると,プロパティ値を編集できます。サービス部品を使用したステップの入力プロパティの場合,[編集]プルダウンメニューをクリックすると,[サービス作成]画面または[サービス実行]画面で値を設定できます。[インポート]ボタンまたは[エクスポート]ボタンをクリックすると,プロパティファイルを使用したステッププロパティのインポートまたはエクスポートができます。
- フローエリア
ステップの実行順序がフロー形式で表示されます。ステップの状態,ブレイクポイントの有無,ステップの中断可否が確認できます。
- [フローツリー]エリア
フローエリアに表示するフローの階層を選択するエリアです。サービステンプレートに定義されているフローの名称が階層表示されます。フロー名をクリックすると,その配下のフローがフローエリアに表示されます。
- [タスクログ]タブ
実行中のデバッグタスクのタスクログが表示されます。タスクログはダウンロードできます。
- [サービスプロパティ]タブ
サービステンプレートに設定されているサービスプロパティが,プロパティグループごとに一覧表示されます。ただし,変数は表示されません。
- [ブレークポイント]タブ
ブレークポイントを設定したステップの名称と,そのステップが配置されたフローの階層が一覧表示されます。[全ての設定を解除]ボタンをクリックすると,すべてのブレークポイントの設定が解除されます。表示されているステップを右クリックすると,ブレークポイントを解除したり,該当するステップをフローエリアで選択したりできます。