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JP1 Version 13 JP1/Base 関数リファレンス


JevGetArrivedTime(戻り値long型)

〈このページの構成〉

機能

JP1イベントの基本属性(到着時刻)を取得します。到着時刻は,UTCの1970-01-01 00:00:00からの通算秒で表されます。この関数は,2038年以降は使用できません。取得した到着時刻が2038/01/19 03:14:07以降の場合,戻り値-1を返します。

定義ヘッダー

JevApi.h

形式

long JevGetArrivedTime(long* lplStatus,
                       JP1EVENT event);

引数

lplStatus

この関数の異常終了時の状態コードを返す領域へのポインターを指定します。状態コードとその意味は次のとおりです。

表3‒4 状態コードと意味(JevGetArrivedTime)

状態コード

意味

JEV_S_PARAM_ERROR

パラメーターが不正です。

JEV_S_EXTATTR_EOD

このJP1イベントにはこれ以上拡張属性は含まれていません。

(2038/01/19 03:14:07以降の日付の場合,この状態コードを返します。)

event

JP1イベントアクセス用ハンドル(JevGetEvent()関数の戻り値)を指定します。

戻り値

正常終了

指定されたハンドルで参照できるJP1イベントの到着時刻(long型)を返す。

異常終了

-1を返す。また,失敗時の詳細エラーコードをlplStatusで指定された領域に格納する。

注意事項

この関数は,2038年以降は使用できません。JevGetArrivedTimeT()関数またはJevGetArrivedTime()関数(戻り値time_t型)を使用してください。