JP1/Baseパラメーター定義ファイル
形式
[JP1_DEFAULT\JP1BASE] "SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:{0 | 1} "SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:{0 | 1} "SEND_AUTHSRV_EVENT"=dword:{0 | 1} |
パラメーターの分類
- 必須パラメーター
-
なし
- 選択パラメーター
-
-
SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT
-
SEND_PROCESS_RESTART_EVENT
-
SEND_AUTHSRV_EVENT
-
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\conf\
共有フォルダ\jp1base\conf\(クラスタ運用時)
- UNIXの場合
-
/etc/opt/jp1base/conf/
共有ディレクトリ/jp1base/conf/(クラスタ運用時)
説明
JP1/Baseでは,プロセスが異常終了した場合や,認証サーバを2台設置していて,自動で認証サーバの切り替えが発生した場合に,エラーメッセージを統合トレースログに出力しています。このメッセージをJP1イベントとして発行するため,あらかじめ設定しておくファイルです。通常は,初期設定から変更する必要はありません。
定義の反映時期
jbssetcnfコマンドを実行すると,JP1/Baseパラメーター定義ファイル(jp1bs_param_V7.conf)の設定が共通定義情報に反映されます。JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品を再起動すると,設定が有効になります。jbssetcnfコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jbssetcnf」を参照してください。
記述内容
jp1bs_param_V7.conf内から下記記述を探してください。
- SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT
-
プロセスが異常終了した場合や,プロセス起動時にタイムアウトした場合にJP1イベントを発行するかどうかを定義します。共通定義情報に設定していない場合は,dword:0が仮定されます。
- SEND_PROCESS_RESTART_EVENT
-
プロセスの再起動が完了した場合にJP1イベントを発行するかどうかを定義します。共通定義情報に設定していない場合は,dword:0が仮定されます。
- SEND_AUTHSRV_EVENT
-
認証サーバの切り替えが発生した場合にJP1イベントを発行するかどうかを定義します。共通定義情報に設定していない場合は,dword:0が仮定されます。
JP1イベントを発行したい場合は,各パラメーターの値をdword:0からdword:1に変更してください。JP1イベントを発行する設定を解除したい場合は,各パラメーターの値をdword:1からdword:0に戻してください。
注意事項
論理ホスト上で設定する場合は,実行系および待機系の両方で設定します。その際,[JP1_DEFAULT\JP1BASE]のJP1_DEFAULTを論理ホスト名に変更してください。