サービス起動遅延時間/タイマー監視時間定義ファイル(Windows限定)
形式
[StartTimeControl] DelayTime=サービス起動処理の遅延時間(秒) SurveillanceTime=タイマー監視時間(秒) |
パラメーターの分類
- 必須パラメーター
-
なし
- 選択パラメーター
-
なし
ファイル名
Jp1svprm_wait.dat(サービス起動遅延時間/タイマー監視時間定義ファイル)
Jp1svprm_wait.dat.sample(サービス起動遅延時間/タイマー監視時間定義ファイルのサンプル)
格納先ディレクトリ
インストール先フォルダ\conf\boot\
説明
起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)に指定したサービスの起動を待機させる時間と,指定したサービスが正常に起動したかどうかを監視する時間を設定しておくファイルです。
定義の反映時期
Windowsまたは起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)に指定しているすべてのサービスを停止したあと,JP1/Base Control Serviceサービスを再起動すると,設定が有効になります。
記述内容
- サービス起動処理の遅延時間
-
起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)に指定したサービスの起動を待機させる時間を1〜900(秒)の範囲で指定します。
- タイマー監視時間
-
サービスの起動を監視する時間を60〜900(秒)の範囲で指定します。タイマー監視時間に指定した時間内にサービスが正常に起動しなかった場合,Windowsのイベントログおよび統合トレースログにメッセージが出力されます。
注意事項
-
サービスの起動タイミングを設定すると,起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)のParallel=YES(サービスの並行起動の許可)の設定は無効になります。
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起動管理機能で起動しているサービスをJP1/SSOで監視またはJP1/Power Monitorで制御しているシステムでは,サービスの起動を待機する時間分,監視または制御が遅れるため注意してください。
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サービス起動処理の待機中に,ローカルマシンのJP1/Power Monitorから計画終了または強制終了しても,サービスの起動を待機する時間が経過するまで,システムの停止処理は待たされます。
定義例
[StartTimeControl] DelayTime=60 SurveillanceTime=600