jbsgetcnf
機能
共通定義情報の内容をすべて採取します。このコマンドを実行すると,共通定義情報を読み出し,標準出力に出力します。
形式
jbsgetcnf [-h 論理ホスト名] [-c コンポーネント名] > 退避ファイル名
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限またはJP1/Base管理者権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\bin\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1base/bin/
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムで運用している場合に,定義情報を採取したい論理ホスト名を指定します。論理ホスト名は,論理ホストのセットアップ時に指定したとおりに大文字・小文字を正しく指定してください。このオプションを省略した場合,物理ホスト名が仮定されます。
なお,クラスタシステムで使用する場合には,論理ホスト名を必ず指定してください。環境変数JP1_HOSTNAMEは使用できません。
このオプション以外の誤った引数を指定した場合は,誤った引数以降はすべて無視します。
-c コンポーネント名
定義情報を採取したいコンポーネント名を指定します。
退避ファイル名
共通定義情報を退避するファイル名を指定します。
注意事項
共通定義情報の出力時の改行コードは,Windowsの場合は「CR,CR,LF」(0x0D,0x0D,0x0A),UNIXの場合は「LF」(0x0A)となります。
出力した内容をエディター等で編集・保存する場合は,上記の点に注意してください。
戻り値
0 |
正常終了 |
-1 |
異常終了 |
使用例
物理ホストのJP1/Baseの共通定義情報を取得します。
jbsgetcnf -c JP1BASE > config.txt
論理ホストlogicalのJP1/Baseの共通定義情報を取得します。
jbsgetcnf -h logical -c JP1BASE > config.txt