9.2.1 サービスの起動順序の制御
起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)で起動順序を設定する場合,次の形式で設定します。
-
JP1製品の前に起動させるJP1以外のサービス
起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)の[FrontOtherServiceXXX](XXXは,サービスごとに異なる任意の文字列)セクションに記述します。
-
JP1製品のサービス
起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)の[Jp1XXX](XXXは,サービスごとに割り当てられた文字列)セクションに記述します。
-
JP1製品のあとに起動させるJP1以外のサービス
起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)の[OtherServiceXXX](XXXは,サービスごとに異なる任意の文字列)セクションに記述します。
セクションとは,サービスごとの処理方法,および起動管理機能(JP1/Base Control Service)としての処理方法を明確にするための単位です。
起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)に記述したサービスの起動については,次の制御もできます。
-
直前のサービスの開始処理が完了してから次のサービスの開始処理を始める。
-
直前のサービスの開始処理が完了しないうちに次のサービスの開始処理を始める。
定義ファイルの詳細については,「16. 定義ファイル」の「起動順序定義ファイル(Windows限定)」を参照してください。
|
なお,システム管理者は,サービスの起動が正しく完了したかどうか,次に示す二つのメッセージで確認してください。
-
メッセージID「KAVA4014-I」のメッセージ※
-
メッセージID「KAVA4036-I」のメッセージ
注※ 起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)で定義したすべてのサービスに関して出力されているか確認してください。