6.10.1 単一ネットワークでの運用に戻す手順(jp1hosts情報の場合)
-
jp1hosts情報を共通定義情報から削除する。
共通定義情報にjp1hosts情報を登録した場合は,jbshostsimportコマンドを実行して削除してください。
jbshostsimport -d [-h 論理ホスト名]
-
通信方式設定ファイルを共通定義情報に反映する。
jbssetcnfコマンドを実行して共通定義情報に反映します。
物理ホストの場合は,次に示すようにjbssetcnfコマンドを実行してください。
-
同一ホスト上に論理ホスト環境がある場合
jbssetcnf physical_ipany.conf
jbssetcnf physical_recovery_0651.conf
-
物理ホスト環境だけの場合
jbssetcnf physical_anyany.conf
論理ホストの場合は,logical_ipany.confおよびlogical_recovery_0651.confをエディターなどで開き,[LOGICALHOSTNAME\JP1BASE]を探し,LOGICAHOSTNAMEをクラスタシステム用の設定をした際に指定した論理ホスト名に修正してください。その後,次に示すようにjbssetcnfコマンドを実行してください。
jbssetcnf logical_ipany.conf jbssetcnf logical_recovery_0651.conf
-
-
イベントサーバ設定ファイル(conf)を編集する。
client-bindパラメーターを削除し,portsパラメーターのIPアドレスをクラスタ運用でない状態に戻すのであれば0.0.0.0に,クラスタ運用であれば物理ホスト名,論理ホスト名に対応するIPアドレスに変更してください。
-
JP1/Baseを再起動する。
JP1/Baseを前提とする製品およびJP1/Baseと依存関係を持つプログラムも再起動してください。