6.3.1 JP1/Base本体の通信方式を変更する必要がある運用とは
JP1/Base本体の通信方式を変更する必要がある運用とは,次の場合です。
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複数ネットワークに接続されるホストをクラスタ運用する場合
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クラスタシステムかつ複数LAN接続の環境で,複数のLANを使用して通信する場合
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複数LAN接続の環境で,特定のLANだけを使用して通信する場合
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単一LAN接続の環境で,複数のIPアドレスが割り当たっている場合
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複数LAN接続の環境で,特定のIPアドレスを使用して通信する場合(ファイアウォールの設定で,特定のIPアドレスだけ通過させる設定にしている場合)
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クラスタシステムから論理ホストを削除し,物理ホストだけの環境にする場合(ANYバインド方式に変更する場合)
複数ネットワークに接続されるホストを物理ホストとしてしか使用しない場合は,通信方式を変更する必要はありません。