2.4.2 ログファイルトラップの前提条件
ログファイルトラップを使用する場合は,次の条件が必要です。
-
次に示すファイルの文字コードやコマンドを実行した時のロケール情報(LANGなどの言語種別)がすべて統一されていること。ただし,WindowsでUnicode(UTF-8,UTF-16)形式のファイル(以降,Unicodeファイルと呼びます)を監視する場合は,jevlogstartコマンドに-gオプションを指定してログファイルトラップを起動してください。その際,ログファイルトラップ動作定義ファイルは,UnicodeではなくOSの起動している言語で作成してください。
-
ログファイルトラップの対象となるログファイル
-
ログファイルトラップ動作定義ファイル
-
jevlogstartコマンド
文字コード,およびロケール情報が統一されていない場合は,文字化けやログファイルトラップが生成されないなどの現象が発生することがあります。
-
-
イベントサービス,およびログファイルトラップ管理サービス(デーモン)が起動していること。
Windowsの場合,初期設定ではイベントサービス,およびログファイルトラップ管理サービスは,システムの起動時に自動的に起動するように設定されています。
UNIXの場合,それぞれサービスの起動コマンドを実行する必要があります。サービスの起動方法については「7.2 JP1/Baseを起動および終了する(UNIXの場合)」を参照してください。