6.3 運用上の注意事項
JP1/IM - EG for NNMiを運用するにあたって,知っておくべき注意事項について説明します。
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NNMiインシデントのダンプニング機能を次のコマンドにより無効にしてください。
nnmsetdampenedinterval.ovpl -hours 0 -minutes 0 -seconds 0
ダンプニング機能が有効な場合は,NNMiのインシデントビューに表示されていないインシデントが,JP1/IMの統合コンソールに表示されることがあります。
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JP1/IM - EG for NNMiをIPv4とIPv6のデュアルスタック環境でご利用になる場合,NNMiインシデント転送フィルター定義ファイルの比較キーワードの中で,ソースノード(相互変換)(属性名:SRC)についてはIPv4のNNMiインシデントに対してのみ使用できます。IPv6のNNMiインシデントに対しては使用できません。
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OSのシャットダウン時に,イベントログや,統合トレースログ等に次のエラーメッセージが出力される場合があります。
KAVB3737-E JP1_EGNのjegneg4nnmiは異常終了しました
OSのシャットダウン時には,OSからの強制停止によりjegneg4nnmiプロセスが停止してしまう場合があります。この場合は,KAVB3737-Eのメッセージが出力されますが,動作に問題ありません。
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ウィルス対策ソフトを使用する場合は,JP1/IM - EG for NNMiのインストールディレクトリ,インストールディレクトリの配下すべて,論理ホストのディレクトリ,および論理ホストのディレクトリの配下すべてをウィルススキャンの対象外に設定してください。