4.2.2 マッピング定義ファイルの書式
マッピング定義ファイルは,次の書式で記述します。
一意のキー = ラベル
例えば,NNMiで「ハードウェア障害」という属性値を,次の内容で作成したとします。
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ラベル:ハードウェア障害
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一意のキー:com.hp.nms.incident.category.HardwareFault
この場合,次の記述をマッピング定義ファイルに追加します。
com.hp.nms.incident.category.HardwareFault = ハードウェア障害
上記の記述を追加すると,JP1/IM - Viewの[イベント詳細]画面に「ハードウェア障害」が表示されます。マッピング定義ファイルを作成しない場合は,一意のキー「com.hp.nms.incident.category.HardwareFault」が表示されます。
NNMiが提供しているカテゴリおよびファミリーの属性値のラベルは,マッピング定義ファイルを作成しない場合,デフォルトで設定されているラベルが表示されます。
デフォルトで設定されている属性値(一意のキー)とラベルについては,「4.1.2(5) NNMiインシデントの属性値」の「表4-5 NNMiインシデントの属性名,属性値,およびラベル」の「CATEGORY_UK」および「FAMILY_UK」を参照してください。
- マッピング定義ファイルの条件
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マッピング定義ファイルの条件を次に示します。
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JP1/Baseで設定した言語種別(文字コード)で保存してください。
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マッピング定義ファイルの最大サイズは10MBです。
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