imagent設定ファイル(jpc_imagent.json)
形式
{
"port": リッスンポート,
"log": {
"message": {
"num": ログ面数
"size": 最大ファイルサイズ
},
"internal": {
"level": "ログレベル"
"num": ログ面数
"size": 最大ファイルサイズ
},
"access": {
"num": ログ面数
"size": 最大ファイルサイズ
}
},
"action": {
"auto_action_concurrency": "対処アクションの自動実行の同時実行可否",
"max_concurrent_response_actions": アクション最大同時実行数1,
"max_concurrent_file_operation_actions": アクション最大同時実行数2,
"auto_action_execution_result_limit": コマンド実行結果の上限1,
"manual_action_execution_result_limit": コマンド実行結果の上限2,
"username": "ユーザー名",
"domainname": "ドメイン名",
"shell": "シェルコマンド"
"service_startup_wait_time": サービス起動待機時間
},
"//jp1base_forward_receive": {
"port": 20733
},
"//listen_add": {
"secondary": {
"port": 統合エージェント制御基盤のリッスンポート,
"//jp1base_forward_receive": {
"port": JP1/Baseの通信転送用リッスンポート
}
}
}
}
}
ファイル
jpc_imagent.json
jpc_imagent.json.model(モデルファイル)
格納先ディレクトリ
- ■統合エージェントホスト
-
Windowsの場合
-
物理ホストのとき
Agentパス\conf\
-
論理ホストのとき
共有フォルダ\jp1ima\conf\
Linuxの場合
-
物理ホストのとき
/opt/jp1ima/conf/
-
論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ima/conf/
-
説明
統合エージェント制御基盤のimagentの動作を規定する設定ファイルです。
文字コード
UTF-8(BOM無し)
改行コード
Windowsの場合:CR+LF
Linuxの場合:LF
定義の反映時期
imagentサービスおよびimagentactionサービスを再起動したときに反映します。
記述内容
|
メンバー名 |
省略可否 |
型 |
設定する値 |
||
|---|---|---|---|---|---|
|
port |
可 |
number |
統合エージェント制御基盤(imagent)へのアクセスを受け付けるためのポート 5001〜65535の範囲で指定します。 省略時は20726が仮定されます。 |
||
|
log |
可 |
object |
ログ設定 マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager運用ガイド」の「12.2.2(7)統合エージェント制御基盤のログ」の「(a)公開ログ」を参照してください。 設定項目については,「imbase設定ファイル(jpc_imbase.json)」のlogの説明を参照してください。 |
||
|
action |
可 |
object |
統合エージェントアクション実行機能の設定 省略した場合は,下位項目にデフォルト値を適用します。 |
||
|
auto_action_concurrency |
可 |
string |
JP1/IM - Managerの対処アクションの自動実行機能から実行されたアクションの同時実行可否(デフォルト:no)を指定します。 次のどちらかを指定できます。
このメンバーを省略した場合,デフォルトの値が仮定されます。 詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.7(3)(a) 対処アクションの自動実行機能」を参照してください。 |
||
|
max_concurrent_response_actions |
可 |
number |
JP1/IM - Managerの対処アクションの自動実行機能または手動実行機能から実行されたアクションのアクション最大同時実行数を1〜48(デフォルト:10)の範囲で指定します。 このメンバーを省略した場合,デフォルトの値が仮定されます。 max_concurrent_response_actionsとmax_concurrent_file_operation_actionsの総和が48を超える場合はエラーとなります。 詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.7(3)(e) アクション最大同時実行数」を参照してください。 |
||
|
max_concurrent_file_operation_actions |
可 |
number |
JP1/IM - Managerの定義ファイル操作機能から実行されたアクションのアクション最大同時実行数を2〜48(デフォルト:5)の範囲で指定します。 このメンバーを省略した場合,デフォルトの値が仮定されます。 max_concurrent_deal_actionsとmax_concurrent_file_operation_actionsの総和が48を超える場合はエラーとなります。 詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.7(3)(e) アクション最大同時実行数」を参照してください。 |
||
|
auto_action_execution_result_limit |
可 |
number |
JP1/IM - Managerの対処アクションの自動実行機能から実行されたコマンドのコマンド実行結果(コマンドの標準出力または標準エラー出力)の上限を0〜196,600行(デフォルト:1000行)の範囲で指定します。 このメンバーを省略した場合,デフォルトの値が仮定されます。 詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.7(1)(e)コマンド実行機能」を参照してください。 |
||
|
manual_action_execution_result_limit |
可 |
number |
JP1/IM - Managerの対処アクションの手動実行機能から実行されたコマンドのコマンド実行結果(コマンドの標準出力または標準エラー出力)の上限を0〜196,600行(デフォルト:1000行)で指定します。 このメンバーを省略した場合,デフォルトの値が仮定されます。 詳細ついては,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「3.15.7(1)(e)コマンド実行機能」を参照してください。 |
||
|
username |
可 |
string |
アクション実行でコマンドを実行するときの実行ユーザー 20バイトまでで指定します。 省略した場合は"jp1imaction"で動作します。 マルチバイト文字のユーザー名は指定できません。 ログイン可能でホームディレクトリが存在するユーザーを指定する必要があります。 Windowsの場合,次の注意事項があります。
|
||
|
domainname |
可 |
string |
usernameに指定したユーザーが所属するドメイン Windowsの場合だけ有効です。 255バイトまでで指定します。 省略した場合は"."で動作します。 マルチバイト文字のドメイン名は指定できません。 usernameに指定したユーザーがローカルユーザーの場合は"."を指定してください。 |
||
|
shell |
可 |
string |
アクション実行でコマンドを実行するためのシェル アクション実行では,このオプションに指定したシェルに-cオプションを付けて指定したコマンドを実行します。 省略した場合は"/bin/sh"で動作します。 |
||
|
service_startup_wait_time |
可 |
number |
定義ファイルの更新処理でのサービス起動待機時間 定義ファイルの反映処理が正しく行われたかを確認するための待機時間を,5〜120(秒)の範囲で指定します。 省略した場合は15(秒)で動作します。 |
||
|
jp1base_forward_receive |
可 |
object |
JP1/Baseのイベント転送中継機能の設定 デフォルトはコメント行になっており,設定は無効です。 設定を有効にする場合は,コメント行を表す「//」を外します。 省略した場合,またはコメント行にしている場合,イベント転送中継機能は無効になります。 |
||
|
port |
可 |
number |
JP1/Baseのイベント転送を待ち受けるリッスンポート 5001〜65535の範囲で指定します。 ポート番号を指定します。ダブルクォーテーション("")で囲まないでください。 サービス名は指定できません。 デフォルトは20733です。省略した場合,デフォルトの値が仮定されます。 |
||
|
listen_add |
可 |
object |
追加リッスンポート imagentを-imagidオプション指定で起動した場合に,最上位のport,jp1base_forward_receiveではなく,このメンバー配下の同名のメンバーを使用します。 |
||
|
secondary |
可 |
object |
追加リッスンポート imagentの-imagidオプションでsecondaryを指定したときに,最上位のport,jp1base_forward_receiveではなく,このメンバーを使用します。 |
||
|
port |
可 |
number |
最上位のportの説明を参照してください。 省略時の番号は最上位のportと同じです。番号が重複しないようにしてください。※ |
||
|
jp1base_forward_receive |
可 |
object |
最上位のjp1base_forward_receiveの説明を参照してください。 省略時の番号は最上位のjp1base_forward_receiveと同じです。番号が重複しないようにしてください。※ |
||
- 注※
-
初期配置のファイルでは,listen_addの下位に記載されているportやjp1base_forward_receive.portの値(ポート番号)は,二重引用符で囲まれた説明文となっています。imagentを-imagidオプション指定で起動した場合は,ポート番号を二重引用符で囲まないで数値で指定してください。
- 注意事項
-
-
このファイルにアクセスできない場合は,imagentproxyを異常停止します。
-
JSON形式の指定が不正な場合,または型と不一致な指定がある場合は,サービスを異常停止します。
-