jim_log.sh(UNIX限定)
機能
JP1/IM - Managerで障害が発生したときに資料を採取するためのツールです。JP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseの保守資料,OSのシステム情報,統合トレースログなどを採取します。
このツールは,シェルスクリプトです。ユーザーによるカスタマイズはできません。
このツールを実行すると,資料を採取する対象ディレクトリまたはファイルを一次資料および二次資料に区分けし,指定した資料格納ディレクトリの直下でtarコマンドによってアーカイブしたあと,compressコマンドで圧縮したファイルを作成します。
一次資料は,障害時の切り分けや,軽度の障害の調査を目的に採取する資料です。必要最低限のログおよび設定ファイルを採取します。二次資料は,一次資料ではわからなかった障害をさらに調査するための詳細資料です。core解析情報,JP1/BaseのイベントDBなどを採取します。
systemd-coredumpのcoreファイル出力が有効になっている環境では,このツールの実行時にシステムに保持されているcoreファイル一覧の中から,JP1/IM - Managerのプロセスが出力したcoreファイルについて,採取対象のログファイルディレクトリにcoreファイルを取得します。
また,JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)のコアダンプやスレッドダンプがある状態でjim_log.shコマンドを実行すると,メッセージKAVB8941-IまたはKAVB8942-Iを表示してコアダンプまたはスレッドダンプを削除するかどうかユーザーに問い合わせます。「y」または「yes」を入力した場合,コアダンプまたはスレッドダンプを削除します。
なお,このツールを使って採取できる資料の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 運用ガイド」の「12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照してください。
インテリジェント統合管理データベースを利用している場合は,インテリジェント統合管理データベース※に関する資料も採取できます。
- 注※
-
インテリジェント統合管理データベース自体のログは,このツールの採取対象外になります。マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 運用ガイド」の「12.3.1(2)(b) JP1の情報」に記載しているケースに該当する場合は,手動で個別に採取してください。
インテリジェント統合管理データベースの保守資料を取得しない場合は,-iオプションを指定してツールを実行してください。
採取した資料を圧縮したファイルを次に示します。
ファイル名 |
内容 |
---|---|
jp1_default_imm_1st.tar.Z |
物理ホストの一次資料を格納します。 |
jp1_default_imm_2nd.tar.Z |
物理ホストの二次資料を格納します。 |
論理ホスト名_imm_1st.tar.Z※ |
論理ホストの一次資料を格納します。 |
論理ホスト名_imm_2nd.tar.Z※ |
論理ホストの二次資料を格納します。 |
注※ -hオプションで論理ホストを指定した場合にだけ作成されます。
圧縮されたファイルは,資料格納ディレクトリに格納されます。圧縮された各ファイルの内部ディレクトリ構成を次に示します。
ディレクトリ名・ファイル名 |
格納された資料 |
---|---|
./etc/opt/jp1base |
JP1/Baseの自動起動および自動終了スクリプト |
./etc/opt/jp1base/conf |
JP1/Baseの設定および定義ファイル |
./etc/opt/jp1base/default |
JP1/Baseの共通定義情報 |
./etc/opt/jp1cons |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の自動起動および自動終了スクリプト |
./etc/opt/jp1cons/conf |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の設定および定義ファイル |
./etc/opt/jp1cons/default |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の共通定義情報 |
./etc/opt/jp1imm/conf/tools |
JP1/IM - Managerの設定および定義ファイル |
./etc/opt/jp1imm/conf/imcf |
IM構成管理の設定および定義ファイル |
./etc/opt/jp1imm/conf/imdb |
IMデータベースの設定および定義ファイル |
./etc/opt/jp1imm/conf/imdd |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)の設定および定義ファイル |
./etc/opt/jp1imm/conf/imgndb |
インテリジェント統合管理データベースの設定および定義ファイル |
./etc/opt/jp1imm/plugin |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)のプラグイン |
./var/opt/jp1imm/log/suggestion |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)の対処アクション実行履歴ファイル |
./etc/opt/jp1imm/default/imcf |
IM構成管理の共通定義情報 |
./etc/opt/jp1scope/conf |
JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の設定および定義ファイル |
./etc/opt/jp1scope/default |
JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の共通定義情報 |
./opt/jp1/hcclibcnf |
共通定義情報 |
./opt/jp1base |
JP1/Baseのパッチ適用履歴およびパッチログ情報 |
./opt/jp1base/conf |
JP1/Baseのプラグインサービスの設定ファイル |
./opt/jp1imm |
JP1/IM - Managerのパッチ適用履歴およびパッチログ情報 |
./var/opt/jp1base/log |
JP1/Baseのログファイル |
./var/opt/jp1base/sys/tmp |
JP1/Baseのログおよびテンポラリファイル |
./var/opt/hitachi/HNTRLib2/spool |
統合トレースログ |
./var/opt/jp1cons/log |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)のログファイル |
./var/opt/jp1imm/database/imdb |
IMデータベースのログの詳細情報 |
./var/opt/jp1imm/log/imcf |
IM構成管理のログファイル |
./var/opt/jp1imm/log/imdb |
IMデータベースのログファイル |
./var/opt/jp1imm/log/imdd |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)のログファイル |
./var/opt/jp1imm/log/imgndb |
インテリジェント統合管理データベースのログファイル |
./var/opt/jp1imm/log/_jp1_default/oslog |
OSのログ情報 |
./var/opt/jp1imm/log/_jp1_default/operationlog |
JP1/IM - Managerの操作ログ |
./var/opt/jp1scope/log |
JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)のログファイル |
ディレクトリ名・ファイル名 |
格納された資料 |
---|---|
./var/opt/jp1base/log/COMMAND |
JP1/Baseのコマンド実行履歴ファイル |
./var/opt/jp1base/sys/event/servers/default |
JP1/BaseのイベントDB |
./var/opt/jp1cons/operation/evgen |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の相関イベント発行履歴ファイル |
./var/opt/jp1cons/operation/comexclude |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の共通除外履歴ファイルおよび共通除外条件定義履歴ファイル |
./var/opt/jp1imm/log/_jp1_default/oslog |
OSのログ情報 |
./var/opt/jp1imm/log/_jp1_default/core |
コアファイル |
./var/opt/jp1scope/database |
JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)のDB情報 |
./var/opt/jp1imm/data/imcf |
IM構成管理のデータファイル |
./var/opt/jp1imm/database/imdb/imdbbackup.dat |
IMデータベースのバックアップファイル |
./var/opt/jp1imm/data/imdd |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)のデータファイル |
./tmp/.JP1_SES* ./usr/tmp/jp1_ses ./usr/lib/jp1_ses/log ./usr/lib/jp1_ses/sys ./usr/bin/jp1_ses/jp* ./var/opt/jp1_ses |
JP1/SES互換用ログ |
ディレクトリ名・ファイル名 |
格納された資料 |
---|---|
./共有ディスク/jp1base/../event |
JP1/Baseの論理ホストのイベントサーバ設定 |
./共有ディスク/jp1base/conf |
JP1/Baseの論理ホストの設定および定義ファイル |
./共有ディスク/jp1base/log |
JP1/Baseの論理ホストのログファイル |
./共有ディスク/jp1cons/conf |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の論理ホストの設定および定義ファイル |
./共有ディスク/jp1cons/log |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の論理ホストのログファイル |
./共有ディスク/jp1scope/conf |
JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の論理ホストの設定および定義ファイル |
./共有ディスク/jp1scope/log |
JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の論理ホストのログファイル |
./var/opt/jp1imm/log/_論理ホスト名/oslog |
OSのログ情報 |
./var/opt/jp1imm/log/_論理ホスト名/operationlog |
JP1/IM - Managerの操作ログ |
./共有ディスク/jp1imm/conf/imcf |
IM構成管理の設定および定義ファイル |
./共有ディスク/jp1imm/conf/imdd |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)の設定および定義ファイル |
./共有ディスク/jp1imm/conf/imgndb |
インテリジェント統合管理データベースの設定および定義ファイル |
./var/opt/jp1imm/database/imdb |
IMデータベースのログの詳細情報 |
./共有ディスク/jp1imm/log/imcf |
IM構成管理のログファイル |
./共有ディスク/jp1imm/log/imdd |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)のログファイル |
./共有ディスク/jp1imm/log/imgndb |
インテリジェント統合管理データベースのログファイル |
./共有ディスク/jp1imm/log/suggestion |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)の対処アクション実行履歴ファイル |
./var/opt/jp1imm/log/imdb |
IMデータベースのログファイル |
ディレクトリ名・ファイル名 |
格納された資料 |
---|---|
./共有ディスク/event |
JP1/Baseの論理ホストのイベントDB |
./共有ディスク/jp1base/log/COMMAND |
JP1/Baseの論理ホストのコマンド実行履歴ファイル |
./共有ディスク/jp1cons/operation/evgen |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の論理ホストの相関イベント発行履歴ファイル |
./共有ディスク/jp1cons/operation/comexclude |
JP1/IM - Manager(セントラルコンソール)の論理ホストの共通除外履歴ファイルおよび共通除外条件定義履歴ファイル |
./共有ディスク/jp1scope/database |
JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の論理ホストのDB情報 |
./var/opt/jp1imm/log/_論理ホスト名/oslog |
OSのログ情報 |
./var/opt/jp1imm/log/_論理ホスト名/core |
コアファイル |
./共有ディスク/jp1imm/data/imcf |
IM構成管理のデータファイル |
./共有ディスク/jp1imm/database/imdb/imdbbackup.dat |
IMデータベースのバックアップファイル |
./共有ディスク/jp1imm/data/imdd |
JP1/IM - Manager(インテリジェント統合管理基盤)のデータファイル |
形式
jim_log.sh -f 資料格納ディレクトリ [-h 論理ホスト名] [-t] [-u] [-n] [-p] [-r] [-g] [-a] [-s] [-c] [-d] [-x] [-q] [-b] [-i] [ディレクトリ名またはファイル名...]
-aオプションは,BJEXまたはJP1/ASと連携した場合に使用するオプションです。-aオプションの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 運用ガイド」の「11.5.3 jim_log.sh(UNIX限定)」を参照してください。
実行権限
スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
/opt/jp1imm/tools/
引数
- -f 資料格納ディレクトリ
-
採取した資料を出力するディレクトリ名またはデバイス名をフルパスまたはルートディレクトリからの相対パス形式で指定します。ディレクトリ名を指定した場合,その下に採取した各資料を格納したファイルが作成されます。パスに空白を含む場合は,「"」で囲んで指定します。このオプションは省略できません。
存在しないディレクトリを指定した場合は,その名称でディレクトリが新規作成されます。すでに存在するディレクトリを指定した場合は,いったんそのディレクトリを削除してから,指定したディレクトリが作成されます。
デバイス名を指定した場合,作成したファイルの数だけデバイスに対して書き込みが発生します。また,テープなどのデバイスファイル名を指定した場合,採取した資料は圧縮されずにデバイスに格納されます。
デバイス名を指定し,かつ-qオプションを指定した場合,ユーザー確認に対しては「yes」を選択したものとして動作するので,あらかじめコマンドを実行する前にデバイスをセットしておく必要があります。
- -h 論理ホスト名
-
クラスタシステムで運用している場合に,論理ホスト名を指定します。このオプションを指定した場合,物理ホストと論理ホストの両方の資料を採取します。このオプションを省略した場合,物理ホストの資料だけ採取します。クラスタシステムを使用していない場合には指定は不要です。
なお,このコマンドでは環境変数JP1_HOSTNAMEの論理ホスト名は使用しません。このため,クラスタシステムで使用する場合には論理ホスト名を必ずこのオプションで指定してください。
- -t
-
hosts,services,およびpasswdファイルを採取しない場合に指定します。
- -u
-
core解析情報を採取しない場合に指定します。core解析情報とは,coreダンプファイルをSeraphツールのcarコマンドで解析して取得したファイルです。
- -n
-
JP1/Baseの保守資料を採取しない場合に指定します。
- -p
-
JP1/BaseのイベントDBを取得しない場合に指定します。
- -r
-
JP1/Baseのコマンド実行履歴ファイルを採取しない場合に指定します。
- -g
-
相関イベント発行履歴ファイルを採取しない場合に指定します。
- -a
-
応答待ちイベント滞留ファイルを採取しない場合に指定します。
- -s
-
JP1/IM - Manager(セントラルスコープ)の保守資料を採取しない場合に指定します。
- -c
-
IM構成管理の保守資料を採取しない場合に指定します。
- -d
-
IMデータベースの保守資料を採取しない場合に指定します。
-xオプションと同時に指定できません。
- -x
-
IMデータベースのバックアップファイルを採取する場合に指定します。
-dオプションと同時に指定できません。
IMデータベースのバックアップファイルは,デフォルトで採取するIMデータベースの保守資料には含まれていません。IMデータベースサービスが起動していない場合は,保守資料を採取しません。IMデータベースサービスを起動したあと,資料採取ツールを再実行してください。なお,資料採取時にJP1/IM - Managerが起動していても採取できます。
- -q
-
ユーザー確認を省略してコマンドを実行する場合に指定します。
- -b
-
インテリジェント統合管理基盤の保守資料を採取しない場合に指定します。
- -i
-
インテリジェント統合管理データベースの保守資料を採取しない場合に指定します。
- ディレクトリ名またはファイル名
-
資料採取ツールで任意のファイルまたはディレクトリを採取したいときに指定します。フルパス名で指定してください。複数指定する場合は,スペースで区切ってください。
なお,このオプションは,指定したいほかのオプションをすべて指定したあとに指定してください。採取した資料は物理ホストの一次資料に格納されます。
注意事項
-
このツールによって採取される資料の総容量は大きくなるため,このツールを実行する前に必要容量を見積もり,ご使用のマシンの空き容量を確認する必要があります。詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 運用ガイド」の「12.4 資料の採取方法」を参照してください。
-
このツールを複数同時に実行しないでください。資料が上書きされたり,採取できなかったりする場合があります。
-
資料を採取するツールの実行時は,ある程度の負荷(ディスクI/Oなど)が掛かります。
-
このツールを使用しないでサポートサービスへ資料を送付した場合や,資料を除外して送付した場合は,正確な調査ができないおそれがあります。
戻り値
0 |
正常終了 |
8 |
異常終了 |
使用例1
/tmp/jp1logに物理ホストの資料と論理ホストhostAの資料を採取する場合
jim_log.sh -f /tmp/jp1log -h hostA
出力結果は次のようになります。
KAVB8925-I The directory does not exist. (/var/opt/jp1imm/log/_jp1_default). The directory will be created. KAVB8925-I The directory does not exist. (/var/opt/jp1imm/log/_hostA). The directory will be created. KAVB8926-I Data acquisition processing will start. KAVB8921-I The physical host's first material will be acquired. KAVB8922-I The physical host's first material has been acquired. KAVB8921-I The physical host's second material will be acquired. KAVB8922-I The physical host's second material has been acquired. KAVB8921-I The logical host(hostA)'s first material will be acquired. KAVB8922-I The logical host(hostA)'s first material has been acquired. KAVB8921-I The logical host(hostA)'s second material will be acquired. KAVB8922-I The logical host(hostA)'s second material has been acquired. KAVB8918-I The data was successfully acquired.
使用例2
存在しない/tmp/jp1log/に物理ホストの資料を採取するが,存在する論理ホストhostAを指定しなかった場合
jim_log.sh -f /tmp/jp1log
出力結果は次のようになります。
KAVB8925-I The directory does not exist. (/tmp/jp1log). The directory will be created. KAVB8925-I The directory does not exist. (/var/opt/jp1imm/log/_jp1_default). The directory will be created. KAVB8926-I Data acquisition processing will start. KAVB8921-I The physical host's first material will be acquired. KAVB8922-I The physical host's first material has been acquired. KAVB8921-I The physical host's second material will be acquired. KAVB8922-I The physical host's second material has been acquired. KAVB8918-I The data was successfully acquired. KAVB8935-I The following logical host(s) exist on this machine: hostA To acquire information about a logical host, execute "jim_log.sh -f output-directory-name -h logical-hostname".
使用例3
jp1_default_imm_1st.tar.Zおよびjp1_default_imm_2nd.tar.Zファイルが存在する/tmp/jp1log/に物理ホストの資料を採取するが,存在する論理ホストhostAを指定しなかった場合
jim_log.sh -f /tmp/jp1log
出力結果は次のようになります(すべて「y」と入力した場合)。
KAVB8925-I The directory does not exist. (/var/opt/jp1imm/log/_jp1_default). The directory will be created. KAVB8926-I Data acquisition processing will start. KAVB8921-I The physical host's first material will be acquired. KAVB8922-I The physical host's first material has been acquired. KAVB8921-I The physical host's second material will be acquired. KAVB8944-I (/tmp/jp1log/jp1_default_imm_2nd.tar.Z) already exists. Do you want to overwrite it? [yes/no]y KAVB8922-I The physical host's second material has been acquired. KAVB8918-I The data was successfully acquired. KAVB8944-I (/tmp/jp1log/jp1_default_imm_1st.tar.Z) already exists. Do you want to overwrite it? [yes/no]y KAVB8935-I The following logical host(s) exist on this machine: hostA To acquire information about a logical host, execute "jim_log.sh -f output-directory-name -h logical-hostname".