imbase共通設定ファイル(jpc_imbasecommon.json)
形式
{ "tls_config": { "cert_file": "サーバ証明書ファイルパス", "key_file": "サーバ証明書キーファイルパス", "min_version": "最小TLSプロトコルバージョン" } "http": { "max_content_length": 最大リクエストボディーサイズ, "client_timeout": クライアントタイムアウト } }
ファイル
jpc_imbasecommon.json
jpc_imbasecommon.json.model(モデルファイル)
格納先ディレクトリ
- ■統合マネージャーホスト
-
Windowsの場合
Managerパス\conf\imdd\imagent\
Linuxの場合
/etc/opt/jp1imm/conf/imdd/imagent/
説明
統合エージェント管理基盤の共通動作を規定する設定ファイルです。
文字コード
UTF-8(BOM無し)
改行コード
Windowsの場合:CR+LF
Linuxの場合:LF
定義の反映時期
imbaseとimbaseproxyのサービスを再起動したときに反映します。
記述内容
メンバー名 |
省略可否 |
型 |
設定する値 |
|
---|---|---|---|---|
tls_config |
可 |
object |
TLSサーバ設定 省略した場合は,クライアントとの通信は平文で行います。 初期値は,メンバー名を「//tls_config」としていて省略扱いになります。 TLSサーバ設定を有効にする場合,メンバー名を「tls_config」に変更してください。 |
|
cert_file |
不可 |
string |
サーバ証明書ファイルパス 下記ディレクトリ以下のファイルパスをフルパスで指定します。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録A.4 JP1/IM - Agent」で,統合マネージャホストのJP1/IM - Agentでユーザーが参照・編集できるファイルおよびディレクトリの説明を参照してください。 |
|
key_file |
不可 |
string |
サーバ証明書キーファイルパス 下記ディレクトリ以下のファイルパスをフルパスで指定します。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録A.4 JP1/IM - Agent」で,統合マネージャホストのJP1/IM - Agentでユーザーが参照・編集できるファイルおよびディレクトリの説明を参照してください。 |
|
min_version |
可 |
string |
TLSネゴシエーション(ハンドシェイク)時に使用する最小TLSプロトコルバージョン 次のどちらかを指定します。
省略した場合,または指定できない文字列値を指定した場合はTLSv1_2が仮定されます。 |
|
http |
可 |
object |
http設定 省略した場合は,下位項目にデフォルト値を適用します。 |
|
max_content_length |
可 |
number |
REST APIのリクエストボディーの最大サイズ 1〜10(単位:MB)の範囲で指定します。 省略した場合,または指定できない数値を指定した場合は10が仮定されます。 |
|
client_timeout |
可 |
number |
REST APIを呼び出したときのタイムアウト時間 1〜600(単位:秒)の範囲で指定します。 省略した場合,または指定できない数値を指定した場合は30が仮定されます。 |
- 注意事項
-
-
物理ホスト環境で,このファイルにアクセスできない場合は,全項目が省略されたときのデフォルト値を適用します。
-
論理ホスト環境で,このファイルにアクセスできない場合は,imbaseやimbaseproxyを異常停止します。
-
JSON形式の指定が不正な場合,または型と不一致な指定がある場合は,imbaseやimbaseproxyを異常停止します。
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