jr3algetコマンドの環境パラメーター設定ファイルのサンプルファイル(jr3alget.ini.sample)
形式
[CONNECT] ASHOST=localhost SYSNR=00 CLIENT=000 USER=CPIC PASSWD=ADMIN ;PASSWD2=ADMIN ;LANG=JA ;CODEPAGE=8000 [COMMAND] WORKDIR=../data/sap/command/jr3alget [TRACE] MSGLOG_LEVEL=2 MSGLOG_SIZE=512 MSGLOG_DIR=. DATALOG_LEVEL=2 DATALOG_SIZE=512 DATALOG_DIR=. [TARGET] ;MONITOR_SET=SAP CCMS Technical Expert Monitors ;MONITOR=All Monitoring Contexts [FORMAT] ;COLUMN=<ALERTDATE> ;COLUMN=<ALERTTIME> ;COLUMN=<MTSYSID> ;COLUMN=<MTMCNAME> ;COLUMN=<OBJECTNAME> ;COLUMN=<FIELDNAME> ;COLUMN=<VALUE> ;COLUMN=<SEVERITY> ;COLUMN=<MSG> [EXTRACTFILE] TYPE=WRAP2 NUM=5 SIZE=10240 X2PATH=ALERT
ファイル
jr3alget.ini.sample
格納先ディレクトリ
■統合エージェントホスト
- Windowsの場合
-
-
物理ホストのとき
Windows版のSAPシステム監視のアーカイブファイル※の展開先\sap_windows\command\agtm\evtrap\
- 注※
-
Agentパス\options\sap_windows_VVRRSS.zip
-
- Linuxの場合
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-
物理ホストのとき
Linux版のSAPシステム監視のアーカイブファイル※の展開先/sap_linux/command/agtm/evtrap/
- 注※
-
/opt/jp1ima/options/sap_linux_VVRRSS.tar.gz
-
説明
SAPシステム監視で使用するjr3algetコマンドの入力ファイルです。各種環境パラメーターを事前定義するため,ユーザーが作成する必要があります。ユーザーは,サンプルファイル(jr3alget.ini.sample)をコピーし,コピー先のファイル名を「任意の名前.ini」に変更して使用します。
ファイルの配置先については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録A.4(3)統合エージェントホスト(Windows)」および「付録A.4(3)統合エージェントホスト(Linux)」を参照してください。
なお,デフォルト環境パラメーター設定ファイル(-cnfオプションで指定しないときにシステムが検索するファイル)の位置は,コマンド実行時のカレントディレクトリ下のコマンド名.iniとなります。
文字コード
ASCIIコード
改行コード
Windowsの場合:CR+LF
Linuxの場合:LF
定義の反映時期
Script exporterを使用してコマンド実行する場合,Script exporterの再起動時に反映されます。そのほかの方法でコマンド実行する場合,ファイル保存時に反映されます。
記述内容
「jr3algetコマンドの環境パラメーター設定ファイル(jr3alget.ini)」を参照してください。
■COMMANDセクション
-
WORKDIRラベル
WORKDIRラベルは,コマンドの作業ディレクトリをデフォルトから変更する場合に設定します。ユーザーは,WORKDIRラベルに設定したパスのディレクトリを作成しておく必要があります。
SAPシステムのログ抽出コマンドを使用して,マルチインスタンスのSAPシステムを監視する場合など,環境パラメーター設定ファイルを複数作成する場合には,WORKDIRラベルにそれぞれ異なるパスを設定する必要があります。
Script exporterを使用してSAPのログ抽出コマンドを実行する場合で,次の値を設定したときは,Script exporterのサービス定義ファイルに指定されている作業ディレクトリからの相対パスで,下記ディレクトリに,SAPシステムのログ抽出コマンドのログファイル,SAPシステムのログ抽出コマンドのトレースファイル,RFCライブラリが出力するトレースファイルが出力されます。
../data/sap/command/jr3alget
■EXTRACTFILEセクション
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TYPEラベル
スクリプト実行結果監視機能(Fluentd)を使用して出力されたテキストファイルを監視する場合は,出力形式をWRAP2に指定する必要があります。スクリプト実行結果監視機能(JP1/Base)を使用して監視する場合も,WRAP2の指定を推奨します。