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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


インテリジェント統合管理データベースの設定ファイル(postgresql.conf)

〈このページの構成〉

形式

パラメーター = JP1/IM - Managerでの設定値
パラメーター = JP1/IM - Managerでの設定値
  :
パラメーター = JP1/IM - Managerでの設定値

ファイル

postgresql.conf

postgresql.conf.model(モデルファイル)

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
  • 物理ホストのとき

    Managerパス\conf\imgndb\

  • 論理ホストのとき

    共有フォルダ\jp1imm\conf\imgndb\

Linuxの場合
  • 物理ホストのとき

    /etc/opt/jp1imm/conf/imgndb/

  • 論理ホストのとき

    共有ディレクトリ/jp1imm/conf/imgndb/

注※

JP1/IM - Managerの論理ホスト環境の構築時に指定している共有ディスク上のディレクトリ(論理ホストごとに区別して指定しているディレクトリ)

説明

インテリジェント統合管理データベース(PostgreSQL)に関するパラメーターの定義を記述するファイルです。

定義の反映時期

パラメーターの設定内容を変更した場合,インテリジェント統合管理データベースの再起動が必要です。

また,パラメーターの中には,インテリジェント統合管理データベースのセットアップ時に,動作環境のリソース状況に合わせて値が自動設定されるパラメーターもあります。

記述内容

パラメーター = JP1/IM - Managerでの設定値

設定できるパラメーターは,PostgreSQLが提供しているものと同じです。

ユーザーが編集できるパラメーターを,次の表に示します。

パラメーター

説明

JP1/IM - Managerでの設定値

authentication_timeout

integer

クライアント認証を完了するまでの最大時間を設定します。

このパラメーターは,postgresql.confファイル,またはサーバのコマンドラインでだけ設定できます。

1min

log_filename

string

logging_collectorパラメーターが有効な場合,作成されたログファイルのファイル名を設定します。

このパラメーターは,postgresql.confファイル,またはサーバのコマンドラインでだけ設定できます。

'postgresql-%a.log'

log_rotation_age

integer

logging_collectorパラメーターが有効な場合,個々のログファイルを使用する最大時間を設定します。

このパラメーターは,postgresql.confファイル,またはサーバのコマンドラインでだけ設定できます。

1d

log_rotation_size

integer

logging_collectorパラメーターが有効な場合,個々のログファイルの最大サイズを設定します。

このパラメーターは,postgresql.confファイル,またはサーバのコマンドラインでだけ設定できます。

log_min_messages

enum

サーバログに書き込むメッセージレベルを設定します。

warning

log_min_error_statement

enum

エラー状態を引き起こすSQLステートメントをサーバログに記録するかどうかを設定します。

error

log_line_prefix

string

各ログ行の先頭に出力されるprintfスタイルの文字列を設定します。

'%m [%p] %e'

lc_messages

string

メッセージが表示される言語を設定します。

'C'

lc_monetary

string

to_charファミリーの関数を使用して,金額の書式設定に使用するロケールを設定します。

'C'

lc_numeric

string

to_charファミリーの関数を使用して,数値の書式設定に使用するロケールを設定します。

'C'

lc_time

string

to_charファミリーの関数を使用して,日付と時刻の書式設定に使用するロケールを設定します。

'C'

(凡例)

−:JP1/IM - Managerでは使用しません。