jpc_service_autostart
機能
JP1/IM - Agentの自動起動および自動停止の設定をするコマンドです。
imagent,imagentproxy,imagentactionのサービス,および,各サービスが登録されているアドオンプログラムのサービスが対象となります。
Windowsの場合,サービスの「スタートアップの種類」は次のように設定されます。
-on:自動
-off:手動
クラスタ環境の場合は,起動と停止をクラスタソフト側で制御するため,論理ホストでは自動起動および自動停止の設定はできません。
形式
jpc_service_autostart {-on | -off}
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
Linuxの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
Agentパス\tools\
- Linuxの場合
-
/opt/jp1ima/tools/
引数
- -on
-
アドオンプログラムの自動起動を有効化します。
- -off
-
アドオンプログラムの自動起動を無効化します。
注意事項
-
引数に指定する文字列に空白および特殊文字を含む場合は,「""」で囲みエスケープする必要があります。
また,次の文字は使用できません。
-
「"」(ダブルクォーテーション)
-
「!」(エクスクラメーション)
-
「%」(パーセント)
-
「^」(サーカムフレックス)
-
-
OracleDB exporterでは,自動起動・自動停止の設定はできません。
戻り値
0 |
サービス自動起動の有効化・無効化に成功(すべて成功,または,すでに有効化・無効化されていた場合) |
10 |
引数が不正 |
11 |
実行権限がない |
13 |
ほかのコマンドが実行中 |
255 |
サービス自動起動の有効化・無効化に失敗 |
ログの出力
-
出力先
■Windowsの場合
Agentパス\logs\tools\
■Linuxの場合
/opt/jp1ima/logs/tools/
使用例
jpc_service_autostart -on