Hitachi

JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


11.6.3 コマンドの実行(AWS CloudWatch連携ツール)

〈この項の構成〉

(1) 手動実行(Windowsの場合)

AWS CloudWatch連携ツールを,Windows環境で手動実行する例を次に示します。

  1. AWS CloudWatch連携ツールの実行サーバーへログインします。

  2. コマンドプロンプトを起動します。

  3. 11.6.2(2)(a)AWS CloudWatch連携ツールの配置」でコピーした「sendevent_aws」へ移動します。

    C:\XXX> cd 〜\sendevent_aws
  4. 「sendevent_aws.py」を「11.6.1 前提条件(AWS CloudWatch連携ツール)」のPythonで実行します。

    • 前回の実行時以降のアラームを対象として実行する場合

    C:\XXX> python sendevent_aws.py
    • 現在日時以降のアラームを対象として実行する場合

    C:\XXX> python sendevent_aws.py -now
  5. 「sendevent_aws.py」の実行結果を確認します。

    C:\XXX> echo %ERRORLEVEL%
    0

    注※ 「0」は正常終了,「0」以外は異常終了を意味します。

(2) 手動実行(Linuxの場合)

AWS CloudWatch連携ツールを,Linux環境で手動実行する例を次に示します。

  1. AWS CloudWatch連携ツールの実行サーバーへログインします。

  2. 11.6.2(2)(a)AWS CloudWatch連携ツールの配置」でコピーした「sendevent_aws」へ移動します。

    $ cd 〜/sendevent_aws
  3. 「sendevent_aws.py」を「11.6.1 前提条件(AWS CloudWatch連携ツール)」のPythonで実行します。

    • 前回の実行時以降のアラームを対象として実行する場合

    $ python sendevent.py
    • 現在日時以降のアラームを対象として実行する場合

    $ python sendevent.py -now
  4. 「sendevent_aws.py」の実行結果を確認します。

    $ echo $?
    0

    注※ 「0」は正常終了,「0」以外は異常終了を意味します。

(3) 定期実行(Windowsの場合)

AWS CloudWatch連携ツールを,Windows環境で定期実行する例を次に示します。

  1. タスクスケジューラーを起動し,「sendevent_aws.py」を定期的に実行するように設定します。

  2. 「基本タスクの作成」をクリックします。

  3. 「操作」で「プログラムの開始」を選択し,次の値を設定します。

(4) 定期実行(Linuxの場合)

AWS CloudWatch連携ツールを,Linux環境で定期実行する例を次に示します。

  1. AWS CloudWatch連携ツール実行サーバーへログインします。

  2. CRONの設定画面を開きます。

    $ crontab -e
  3. CRONの設定を行い,保存します。

    ここでは,例として5分間隔で実行するように設定しています。

    */5 * * * * ※1/usr/bin/python※2 〜/sendevent_aws/sendevent_aws.py※3
    注※1

    CRONの実行スケジュールを指定します。

    注※2

    11.6.1 前提条件(AWS CloudWatch連携ツール)」のPythonの「python」のパスを指定します。

    注※3

    11.6.2(2)(a)AWS CloudWatch連携ツールの配置」でコピーした「sendevent_aws」配下の「sendevent_aws.py」のパスを指定します。