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JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス


11.4.3 コマンドの実行(Azure連携ツール(JP1イベント登録コマンド対応版))

〈この項の構成〉

(1) JP1イベント情報送信の実行

(a) 手動実行(Windowsの場合)

Windows環境でAzure連携ツール(JP1イベント登録コマンド対応版)のJP1イベント情報送信を手動で実行する手順の例を次に示します。

  1. Azure連携ツール(JP1イベント登録コマンド対応版)のJP1イベント情報送信の実行サーバーへログインします。

  2. コマンドプロンプトを起動します。

  3. コマンドプロンプトで,Azure連携ツール(JP1イベント登録コマンド対応版)の「11.4.2(2)(c) JP1イベント情報送信の配置」でコピーした「sendevent_azure」ディレクトリへ移動します。

    C:\XXX> cd 〜\sendevent
  4. コマンドプロンプトで「sendevent_azure.py」を「11.4.1(2) JP1イベント情報送信(Pythonスクリプト)」の「表11-37 前提ソフトウェア」に記載されているPythonで実行します。

    C:\XXX> python sendevent_azure.py
    C:\XXX> echo %ERRORLEVEL%
    0
    注※

    0:正常終了

    1:警告終了(1件以上のJP1イベント送信が失敗,ServiceBusQueueが他プロセスによりロックされている)

    255:異常終了(処理継続不能なエラーが発生)

  5. 11.4.2(4)(b) ログ設定ファイル(logging.conf)」で設定したログファイルを参照し,エラーが出力されていないことを確認します。

  6. JP1/IMなどでJP1イベントが正常に送信されているか確認します。

(b) 手動実行(Linuxの場合)

Linux環境でAzure連携ツール(JP1イベント登録コマンド対応版)のJP1イベント情報送信を手動で実行する手順の例を次に示します。

  1. JP1イベント連携(JP1イベント情報送信)ツール実行サーバーへログインします。

  2. Azure連携ツール(JP1イベント登録コマンド対応版)の「11.4.2(2)(c) JP1イベント情報送信の配置」でコピーした「sendevent_azure」ディレクトリへ移動します。

    $ cd 〜/ sendevent
  3. 「sendevent_azure.py」を「11.4.1(2) JP1イベント情報送信(Pythonスクリプト)」の「表11-37 前提ソフトウェア」に記載されているPythonで実行します。

    $ python sendevent_azure.py
    $ echo $?
    0
    注※

    0:正常終了

    1:警告終了(1件以上のJP1イベント送信が失敗,ServiceBusQueueが他プロセスによりロックされている)

    255:異常終了(処理継続不能なエラーが発生)

  4. 11.4.2(4)(b) ログ設定ファイル(logging.conf)」で設定したログファイルを参照し,エラーが出力されていないことを確認します。

  5. JP1/IMなどでJP1イベントが正常に送信されているか確認します。

(c) 定期実行(Windowsの場合)

Windows環境でAzure連携ツール(JP1イベント登録コマンド対応版)のJP1イベント情報送信を定期実行する手順の例を次に示します。

  1. タスクスケジューラーを起動し,「sendevent_azure.py」を定期的に実行するように設定します。

  2. 「基本タスクの作成」をクリックします。

  3. 「操作」で「プログラムの開始」を選択し,次の値を設定します。

(d) 定期実行(Linuxの場合)

Linux環境でAzure連携ツール(JP1イベント登録コマンド対応版)のJP1イベント情報送信を定期実行する手順の例を次に示します。

  1. JP1イベント連携(JP1イベント情報送信)ツール実行サーバーへログインします。

  2. CRONの設定画面を開きます。

    $ crontab -e
  3. CRONの設定を行い,保存します。

    ここでは例として5分間隔で実行するように設定しています。

    */5 * * * * ※1/usr/bin/python※2 〜/sendevent/sendevent_azure.py※3
    注※1

    CRONの実行スケジュールを指定します。

    注※2

    11.4.1(2) JP1イベント情報送信(Pythonスクリプト)」の「表11-37 前提ソフトウェア」に記載されているPythonのパスを指定します。

    注※3

    Azure連携ツール(JP1イベント登録コマンド対応版)の「11.4.2(2)(c) JP1イベント情報送信の配置」でコピーした「sendevent_azure」配下の「sendevent_azure.py」のパスを指定します。