4.14 [共通条件詳細設定]画面
共通条件の詳細を設定します。この画面は,[共通条件設定]画面で[追加]ボタン,[編集]ボタン,または[参照]ボタンをクリックすると表示されます。[共通条件詳細設定]画面を次に示します。
表示項目を次に示します。
- [共通条件名]
-
監視オブジェクトの状態を変更する共通条件の名称を表示,設定します。
入力できる文字数は,1〜63バイトです。
- [登録ホスト]
-
JP1イベントが発生したホストの名称を指定します。
複数のホスト名を指定する場合は,コンマで区切って指定します。ホスト名は最大100指定できます。名称に「,」または「\」を指定する場合は,「\,」または「\\」と指定してください。右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。[正規表現]を選択した場合は,一つの条件だけ設定できます。
- [重大度]
-
JP1イベントの重大度を指定します。緊急,警戒,致命的,エラー,警告,通知,情報,デバッグの中から必要な項目をチェックします。
- [オブジェクトタイプ]
-
JP1イベントのオブジェクトタイプを指定します。値は,直接入力するかリストボックスから選択します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
- [オブジェクト名]
-
JP1イベントのオブジェクト名を指定します。
複数のオブジェクトを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。最大100個のオブジェクト名が指定できます。名称に「,」または「\」を指定する場合は,それぞれ「\,」または「\\」と指定します。改行やタブは指定できません。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
[正規表現]を選択した場合は,一つの条件だけを設定できます。
- [登録名タイプ]
-
JP1イベントの登録名タイプを指定します。値は,直接入力するかリストボックスから選択します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
- [登録名]
-
JP1イベントの登録名を指定します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
- [事象種別]
-
JP1イベントの事象種別を指定します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
- [ユーザー名]
-
JP1イベントのユーザー名を指定します。入力できる文字数は0〜1,023バイトです。
複数のユーザーを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。最大100人のユーザー名が指定できます。名称に「,」または「\」を指定する場合は,それぞれ「\,」または「\\」と指定します。改行やタブは指定できません。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
[正規表現]を選択した場合は,一つの条件だけを設定できます。
- [メッセージ]
-
JP1イベントのメッセージテキストを指定します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
- [プロダクト名]
-
JP1イベントを発行したプログラムの名称を指定します。
右側のリストボックスでは,指定した文字列に対する条件として,[と一致する][と一致しない][から始まる][を含む][を含まない][正規表現]のどれかを選択します。
- [イベントID]
-
JP1イベントのIDを16進数で指定します。指定できる値は,0〜7FFFFFFFです。
複数のイベントIDを指定したい場合は,コンマで区切って指定します。
イベントIDは最大113指定できます。
- [拡張属性]
-
重大度以外の拡張属性名,拡張属性値が入力できます。登録できる拡張属性には次の制限があります。
-
登録できる拡張属性の数は最大5
-
拡張属性名は一意(登録済みの拡張属性名は使用できません)
-
拡張属性名は1〜32バイト
-
拡張属性名には,先頭が英大文字で,以降英大文字,数字,および_(アンダーバー)。英小文字が入力された場合は,自動的に英大文字で表示されます。
-
拡張属性値は1〜1,023バイト
-
拡張属性値の合計は1,280バイト以内
-
拡張属性値は正規表現で入力します。正規表現の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録G 正規表現」を参照してください。
[追加]ボタンをクリックすると,入力した値が画面下の拡張属性表示フィールドに追加されます。
拡張属性表示フィールドで,拡張属性名,または拡張属性値を選択し,[編集]ボタンをクリックすると,[拡張属性編集]画面が表示され,設定済みの条件を編集できます。[削除]ボタンをクリックすると,選択した行が削除されます。
図4‒22 [拡張属性編集]画面 -