Hitachi

プリンタマネージャ 


6.4.6 共有プリンタの情報を編集する

背景

共有プリンタのプリンタ情報を変更します。

メモ

リモートプリンタサービスの環境設定情報は、リモートプリンタサービス起動時に読み込まれます。運用中に共有プリンタの情報を編集した場合は、設定を反映するためにリモートプリンタサービスを再起動してください。

前提条件

操作手順

  1. [リモートプリンタ環境設定]画面で[共有プリンタ設定]ボタンをクリックします。

    [共有プリンタ設定]画面(共有プリンタ一覧画面)が表示されます。

  2. [共有プリンタ一覧]からプリンタ情報を変更する共有プリンタを選択して、[変更]ボタンをクリックします。

    [共有プリンタ設定]画面(共有プリンタ編集画面)が表示されます。

    [図データ]

  3. 共有プリンタのプリンタ情報を変更します。

    [共有プリンタ設定]画面(共有プリンタ編集画面)の設定項目を次に示します。

    設定項目

    内容

    [共有プリンタ名]

    共有プリンタ名が表示されます。共有プリンタ名は変更できません。

    [プリンタドライバ名]

    共有プリンタのプリンタドライバ名が表示されます。プリンタドライバ名は変更できません。

    [コメント]

    共有プリンタに対するコメントが表示されます。コメントは変更できません。

    [モニタIPアドレス]

    クライアントマシンから印刷データを転送するモニタが動作するマシンのIPアドレスを指定します。「0.0.0.0」は、未入力として扱われます。

    モニタIPアドレスは、モニタのプリンタ情報ファイルを参照して指定してください。

    [モニタの出力先プリンタ名]

    クライアントマシンの印刷データを受信するモニタの出力先プリンタの名称を1〜220文字で指定します。

    モニタの出力先プリンタ名は、モニタのプリンタ情報ファイルを参照して指定してください。

    [印刷データ形式]

    印刷アプリケーションで設定する印刷モード(GDI、ESC/P)によって、転送先のモニタが扱う印刷データ形式を選択します。

    印刷データ形式は、モニタのプリンタ情報ファイルを参照して、転送先のモニタの出力先プリンタと同じ値を指定してください。送信側のリモートプリンタサービスの共有プリンタと、受信側のモニタの出力先プリンタの印刷データ形式が一致しない場合、印刷データ形式が不正な印刷ジョブとしてモニタに登録されることがあります。

    • [汎用形式で扱う]ラジオボタン

      転送先のモニタは、XPS形式の印刷データに対応します。

    • [汎用形式で扱う(EMF)]ラジオボタン

      転送先のモニタは、EMF形式の印刷データに対応します。

    • [RAW形式で扱う]ラジオボタン

      転送先のモニタは、ESC/P形式の印刷データに対応します。

    運用開始後に印刷データ形式を変更すると、前回指定していたWindowsプリンタを再作成するため,共有プリンタ(Windowsプリンタ)に蓄積している印刷ジョブが削除されます。

    印刷ジョブを消失しないように、次の手順で印刷ジョブが残っていないことを確認してから、印刷データ形式を変更してください。

    1. 印刷アプリケーションからリモートプリンタサービスへの印刷処理をすべて停止します。

    2. リモートプリンタサービスの環境設定で作成した共有プリンタ(Windowsプリンタ)に、印刷ジョブが残っていないことを確認します。

    3. リモートプリンタサービスが対象とするプリンタサーバの実プリンタで、モニタが印刷を実行しないことを確認します。

    4. リモートプリンタサービスを停止します。

  4. 変更後の共有プリンタの情報を確認して、[OK]ボタンをクリックします。

    メモ

    設定項目の指定誤りを示すメッセージが表示された場合は、メッセージに従って指定値を見直してください。

    [共有プリンタ設定]画面(共有プリンタ編集画面)が閉じられ、[共有プリンタ設定]画面(共有プリンタ一覧画面)が表示されます。

  5. [閉じる]ボタンをクリックします。

    [共有プリンタ設定]画面(共有プリンタ一覧画面)が閉じられ、[リモートプリンタ環境設定]が表示されます。