Hitachi

プリンタマネージャ 


6.2.1 LPD受信サービスで使用するポート番号を設定する

背景

印刷ジョブ転送機能使用時に、転送先としてモニタのLPD受信サービスを利用する場合に、モニタのLPD受信サービスで使用するLPRプロトコルのポート番号を指定します。

印刷ジョブ転送機能を使用すると、クライアントマシンのリモートプリンタサービスで印刷データをモニタのWindowsプリンタへ送信し、モニタのLPD受信サービスで印刷データを受信してモニタのWindowsプリンタへ出力します。このため、ここで指定するポート番号は、リモートプリンタサービスの環境設定の[共通設定]画面で指定するポート番号と同じ値にする必要があります。

前提条件

操作手順

  1. [モニタ環境設定]画面で[クライアント設定]ボタンをクリックします。

    [クライアント設定]画面が表示されます。

    [図データ]

  2. LPD受信サービスで使用するLPRプロトコルのポート番号を指定して、[OK]ボタンをクリックします。

    [クライアント設定]画面の設定項目を次に示します。

    設定項目

    内容

    [切断時にモニタクライアントから自動再接続を行う]チェックボックス

    モニタサービスからの終了通知受信や通信切断時に、モニタクライアントからモニタへ自動的に再接続するかどうかを指定します。詳細は、「3.4.12 モニタでクライアントの接続や起動のための設定をする」を参照してください。

    [複数のログインユーザでモニタ/マネージャクライアントを起動する]チェックボックス

    複数のログインユーザで、監視サーバ上のモニタクライアントおよびマネージャクライアントを同時に起動するかどうかを指定します。詳細は、「3.4.12 モニタでクライアントの接続や起動のための設定をする」を参照してください。

    [通信用TCPポート番号]

    印刷ジョブ転送機能使用時、転送先としてモニタのLPD受信サービスを利用するために、モニタのLPD受信サービスで使用するLPRプロトコルのTCPポート番号を指定します。指定できる値は0〜65535で、デフォルト値は「25402」です。

    システムでポート番号「25402」をすでに使用している場合は、重複しないポート番号を指定してください。ただし、ポート番号「515」は、WindowsのLPDサービスで使用するため指定できません。

    [通信用TCPポート番号]には、リモートプリンタサービスの環境設定の[共通設定]画面で[通信用ポート番号]に指定した番号と同じ値を設定してください。

    メモ

    設定項目の指定誤りを示すメッセージが表示された場合は、メッセージに従って指定値を見直してください。

    [クライアント設定]画面が閉じられ、[モニタ環境設定]画面が表示されます。