Hitachi

プリンタマネージャ 


3.2.4 プリンタマネージャで使用するポート番号の確認

製品間の通信で使用するポート番号

プリンタマネージャの製品間で使用するポート番号を次の表に示します。

項番

ポート番号

内容

1

25400

モニタとモニタクライアントとの通信、およびモニタとマネージャとの通信で使用するポートです。ポート番号を変更する場合は、SERVICESファイルに変更後のポート番号を指定します。

2

25401

マネージャを配置したサーバの接続待ちポートです。マネージャと、マネージャコンソールまたはマネージャクライアントとの通信で使用します。ポート番号を変更する場合は、SERVICESファイルに変更後のポート番号を指定します。

3

25402

印刷ジョブ転送機能使用時に、転送先のモニタのLPD受信サービスを利用するためのポートです。ポート番号を変更する場合は、モニタ環境設定の[クライアント設定]画面で[通信用TCPポート番号]の指定値を変更します。

ファイアウォールに指定するポート番号

ファイアウォールを使用してプリンタマネージャに接続する場合は、各製品で使用するポート番号を指定してください。なお、製品間の通信で使用するポート番号を変更した場合は、ファイアウォールに指定するポート番号もあわせて変更してください。

SERVICESファイルの格納場所と設定項目

製品間の通信で使用するポート番号を変更する場合は、SERVICESファイルに変更後のポート番号を指定します。SERVICESファイルの格納場所と設定内容を次に示します。

SERVICESファイルの格納場所

%SystemRoot%\system32\drivers\etc\SERVICES

SERVICESファイルの設定項目

ポートの設定個所

設定項目

設定例

モニタとモニタクライアントとの通信

  • サービス名:prt_monitor_srv

  • ポート番号:任意の番号

  • プロトコル名:tcp

ポート番号を「20000」に変更する場合

prt_monitor_srv 20000/tcp

マネージャと、マネージャコンソールまたはマネージャクライアントとの通信

  • サービス名:prt_manager_srv

  • ポート番号:任意の番号

  • プロトコル名:tcp

ポート番号を「20001」に変更する場合

prt_manager_srv 20001/tcp

ポート番号を変更する場合は、SERVICESファイルに指定したレコードが最終行であっても、必ず改行してください。