5.7.4 印刷ジョブを定期的に削除する
背景
ジョブ一覧の中で、「状態」が「印刷処理済み」で、かつ「処理結果」が「印刷完了」の印刷ジョブを削除対象とします。自動削除は、この削除対象のジョブの中から自動削除の条件に該当するジョブを削除します。
印刷ジョブの自動削除は、すべてのプリンタを対象とした共通設定です。プリンタごとの設定はできません。 ただし、ジョブ一覧の中で対応するプリンタがない(プリンタのIPアドレスが「0.0.0.0」となっている)場合は対象外となります。このため、IPアドレスが「0.0.0.0」のプリンタに対する印刷ジョブは削除されません。
前提条件
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[マネージャ環境設定]画面が起動している
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マネージャの環境設定を実行するユーザが管理者権限を持っている
操作手順
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Windowsのスタートメニューから、[すべてのプログラム]−[日立 プリンタマネージャ]−[環境設定]を選択します。
[マネージャ環境設定]画面が表示されます。
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[管理設定]ボタンをクリックします。
[管理設定]画面が表示されます。
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[共通設定]ボタンをクリックします。
[プリンタ共通設定]画面が表示されます。
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印刷ジョブの自動削除の条件を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
[プリンタ共通設定]画面の設定項目を次に示します。
設定項目
内容
[サービス起動時に削除する]チェックボックス
プリンタマネージャのサービス起動時に自動削除処理を実行するかどうかを指定します。
この項目にチェックを入れると、[定期的に削除する]チェックボックスのチェックが外れます。
[定期的に削除する]チェックボックス
任意の条件を指定して定期的に自動削除処理を実行するかどうかを指定します。
この項目にチェックを入れると、[サービス起動時に削除する]チェックボックスのチェックが外れます。
[周期]
自動削除を実行する周期を選択します。この項目は[定期的に削除する]チェックボックスが選択されている場合だけ表示されます。
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[毎月]ラジオボタン
毎月指定した日に自動削除を実行する場合に選択します。
このラジオボタンを選択した場合、自動的に削除する毎月の指定日を1〜28の中から指定できます。
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[毎週]ラジオボタン
毎週指定した曜日に自動削除を実行する場合に選択します。
このラジオボタンを選択した場合、自動的に削除する曜日を次の中から1つだけ選択できます。
[日曜日]、[月曜日]、[火曜日]、[水曜日]、[木曜日]、[金曜日]、[土曜日]
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[毎日]ラジオボタン
毎日自動削除を実行する場合に選択します。
[時刻]
自動削除を実行する時刻を指定します。この項目は[定期的に削除する]チェックボックスが選択されている場合だけ表示されます。
指定できる時刻は、0時0分〜23時59分の24時間表記の範囲内です。
- (例1)AM0:00の場合
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0時0分
- (例2)PM11:59の場合
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23時59分
[印刷終了後、次の時間が経過したジョブを削除対象にする]
印刷済みジョブの保存期間を日数と時間で指定します。
指定できる日数は、0〜97です。
指定できる時間は、0〜23の24時間表記の範囲内です。
保存期間を[0]日[0]時間とした場合は、[サービス起動時に削除する]または[定期的に削除する]で指定した条件に従って、即時に印刷ジョブを削除します。
- 注
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印刷ジョブを自動的に削除しない場合は、[サービス起動時に削除する]チェックボックスと[定期的に削除する]チェックボックスの両方のチェックを外してください。
- メモ
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設定項目の指定誤りを示すメッセージが表示された場合は、メッセージの内容に従って指定値を見直してください。
[プリンタ共通設定]画面が閉じられ、[管理設定]画面が表示されます。
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