Hitachi

プリンタマネージャ 


3.6.3 モニタ Clientの管理対象プリンタを新規に追加する

背景

モニタ Clientで用紙交換通知や障害通知を管理するプリンタ(管理対象プリンタ)を登録します。

管理対象プリンタは、モニタが監視する出力先プリンタの情報(プリンタ情報ファイル)を取得し、その情報を基に登録できます。

前提条件

操作手順

  1. Windowsのスタートメニューから、[すべてのプログラム]−[日立 プリンタステータスモニタ]−[環境設定]を選択して、モニタの環境設定を開始します。

    [モニタ環境設定]画面が表示されます。

  2. [出力先プリンタ設定]ボタンをクリックします。

    [出力先プリンタ設定]画面が表示されます。

  3. [情報出力]ボタンをクリックします。

    [フォルダの選択]画面が表示されます。

  4. プリンタ情報ファイルの出力フォルダを選択して、[OK]ボタンをクリックします。

    プリンタ情報ファイルのデフォルトの出力フォルダは、「%ALLUSERSPROFILE%\Hitachi\PrinterMonitor\Export」です。

    モニタの環境設定を開始する前に、デフォルトから変更するための出力フォルダを作成している場合は、変更後の出力フォルダを選択してください。

    選択したフォルダにプリンタ情報ファイルが出力され、[出力先プリンタ設定]画面が表示されます。プリンタ情報ファイルのファイル名は、「ExportPrinter_<モニタのIPアドレス(10進数)>.csv」です。

  5. [閉じる]ボタンをクリックします。

    [出力先プリンタ設定]画面が閉じられ、[モニタ環境設定]画面が表示されます。

  6. [終了]ボタンをクリックします。

    [モニタ環境設定]画面が閉じられます。

  7. Windowsのスタートメニューから、[すべてのプログラム]−[日立 プリンタステータスモニタ Client]−[環境設定]を選択します。

    [モニタクライアント環境設定]画面が表示されます。

  8. [管理設定]ボタンをクリックします。

    [管理設定]画面が表示されます。

    [図データ]

  9. 管理対象プリンタ名とプリンタ情報を設定して、[OK]ボタンをクリックします。

    [管理設定]画面の設定項目を次に示します。

    設定項目

    内容

    [すべてのログインユーザで共通のプリンタを監視する]チェックボックス

    すべてのログインユーザで共通のプリンタを監視するか、ログインユーザごとに設定したプリンタを監視するかを指定します。

    すべてのログインユーザで共通のプリンタを監視する場合は、このチェックボックスをチェックしてください。この場合、ユーザ共通の環境設定ファイルを読み込んで、モニタクライアントを起動します。

    ログインユーザごとに設定したプリンタを監視する場合は、このチェックボックスのチェックを外してください。この場合、ユーザごとの環境設定ファイルを読み込んで、モニタクライアントを起動します。

    デフォルト値は、チェックボックスをチェックした状態(すべてのログインユーザで共通のプリンタを監視する)です。

    [モニタIPアドレス]

    登録する管理対象プリンタを監視しているモニタが、動作するマシンのIPアドレスを指定します。「0.0.0.0」は、未入力として扱われます。

    [モニタの出力先プリンタをすべて監視する]チェックボックス

    モニタの環境設定で、[出力先プリンタ設定]画面の[出力先プリンタ一覧]に表示されているすべてのプリンタを、モニタクライアントで監視するかどうかを指定します。モニタの環境設定で登録したすべての出力先プリンタを、モニタクライアントで監視する場合は、このチェックボックスをチェックしてください。

    チェックボックスをチェックすると、[プリンタ一覧]は指定された内容のまま非活性となりますが、モニタの環境設定で登録したすべての出力先プリンタがモニタ Clientの管理対象プリンタとなります。この場合、モニタの環境設定で出力先プリンタの情報を変更したときは、モニタクライアントに変更した内容が反映されます。反映タイミングは、モニタの環境設定で[サービス起動中に設定変更を反映する]チェックボックスをチェックして変更しているかどうかで異なります。チェックしているときは起動中のモニタクライアントにも反映され、チェックしていないときは次回モニタクライアント起動時に反映されます。

    チェックボックスのチェックを外すと、[プリンタ一覧]は活性となり、モニタ Clientの環境設定で登録したプリンタが管理対象プリンタとなります。

    デフォルト値は、チェックボックスのチェックを外した状態([プリンタ一覧]に登録したプリンタを監視する)です。

    [プリンタ名]

    登録する管理対象プリンタを指定します。管理対象プリンタは、プリンタ情報ファイル(ExportPrinter_<モニタのIPアドレス(10進数)>.csv)を参照して、モニタの環境設定で指定した出力先プリンタ名で指定します。

    ただし、[マネージャ設定]画面で[マネージャ機能を使用する]チェックボックスをチェックしている場合は、マネージャの[管理設定]画面で指定した出力先プリンタ名で指定します。

    プリンタ情報ファイルには、モニタIPアドレス、プリンタ名、プリンタドライバ名、プリンタIPアドレス、プリンタコメントがコンマ(,)区切りで出力されます。

    [登録]ボタン

    [プリンタ名]に設定した内容を反映して、モニタ Clientで管理するプリンタを登録します。登録されたプリンタは、[プリンタ一覧]の最後に追加されます。管理対象プリンタ情報は、すべてのクライアントマシンで合わせて64件まで登録できます。

    [プリンタ一覧]

    登録済みの管理対象プリンタ情報が一覧表示されます。

    • [プリンタ名]

      管理対象プリンタの名称が表示されます。

    [管理設定]画面が閉じられ、[モニタクライアント環境設定]画面が表示されます。